サロジニナガルマーケットで掘り出し物探し
デリーには様々なマーケットがあり、生地に強いマーケットや、宝飾品&革ものに強いマーケット、おしゃれブランドがひしめくマーケットなど、どれも個性的。
その中で、今回は衣類系に強いというこちらをご紹介したい。
Sarojini Nagar Market サロジニナガルマーケット
初めに言っておくと、このマーケット、あまりお勧めとは言えない。
じゃあ書くなよと言われそうだが、非常にローカル色が強めで、ある意味インドらしい場所だと思ったのでぜひ書かせていただきたい。
まず何が良くないかと言うと、バッタもんが多い。
有名ブランドの横流れ品が売られたりしているらしいが、私のような素人にはどれも偽物に見えてくる。
そして、歩き売りの人が次から次へとついてくる。
最初のうちは日本人の名に恥じぬよう、穏やかにNo Thank youを繰り返すのだが、あまりにしつこいので
要らねっつってんだろが(怒)をいう気持ちを全面に顔に出して
ナヒーン チャイエ(ヒンズー語で「要らない」の意味)
とすごむことになる。これが結構疲れる。
良い点は、衣料品はもちろん、カーテンやクッションカバー、雑貨に調理器具まで何でもそろうこと。
そして安い。
ナイキやリーボックのスエットだって数百ルピーから。
本物には見えないけど…
宝探しが好きな人や目利きの方にはぜひ掘り出していただきたい。
アクセサリー系が狙い目。バングルやサリーに合いそうなド派手なピアスも30ルピーから。
とにかく広いので、さーっと見て、時々気になった店に立ち寄るだけでも2時間近くかかった。
週末は大変な混雑になるため、平日がおすすめ。
休憩はぜひここで。
壁の網目が目印、DLF South Square Mall
安心のチェーン店、マックやバーガーキング、ハルディラム(北インド料理)にサガールラトナ(南インド料理)も入っている。
トイレもここで済ませるべし。
トイレットペーパーはないし、流すときの水の色に恐怖を感じるものの、恐らくこの界隈では一番きれいなトイレだと思われる。
先輩マダム曰く、ここも昔はもっとインドらしいものがたくさん売っていたんだけど、欧米系の服が多くなってつまらなくなったということだ。
たしかに、わざわざここに来てまで買いたいと思うものはなかった。
ただ、庶民的なマーケットを体験するにはなかなか面白い場所だった。
Sarojini Nagar Market サロジニナガルマーケット
入場無料
月曜休み 11:00~20:00
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ダシャラーDussehraが不完全燃焼な件
朝晩の気温も下がりだいぶ過ごしやすくなってきたこの時期、皆が楽しみにしているお祭といえばダシャラー。
今年は10月8日(火)にその日を迎えたのだが、このお祭のハイライトは何と言っても巨大な人形を燃やすところ。
昨年の様子をぜひ↓
今年も私の住んでいるマンションでは例年通りイベントが開かれるのというので、とても楽しみにしていた。
がしかし、去年と同じ場所に行ってみても人形が見当たらない。
中庭では特設ステージでイベントが行われ、盛り上がっている音が聞こえる。
もしかして中庭で人形を燃やすのかもと淡い期待を胸に中庭に移動するも、やっぱり人形がみつからない。
たまたま会った知り合いに聞いてみると、どうやら今年はエコフレンドリーのため火は使わないということだった。
環境保護。 確かに冬の大気汚染を少しでも減らせるなら仕方ない。
しかし、なんというか私の心は不完全燃焼…
あの燃え盛る炎は私にとって大晦日のかがり火のような存在で、何となく1年であった嫌な思い出は焼き捨て、また1年を頑張ろうという気にさせてくれるものだった。
たった2年目の私ですらそう思うのだから、多くのインド人もそう思っているのではないだろうか。
ちなみにデリーでは今年もモディ首相がイベントに参加し、盛大に人形を燃やしていた。YouTubeでその様子を見て、まだ普通に行われていたことに安心する。
しかしこうしてお祭も時代や状況と共に形を変えていかねばならないのだなぁとちょっとしんみりした1日だった。
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インドのMUJI(無印良品)3周年
私の主人は昔からずっと日記を書いている。
しかも使うのはMUJIのダブルリングノートA5と決まっている。
ノートなんてどれでもいいじゃん、と私は思うのだがこれだけは何があっても譲れないそうだ。
ということで、ノートを買いにデリーのMUJIに行ってきた。
ブロガーとしてあるまじきであるが、お店の写真を撮っていない。日本と一緒なので、それを思い浮かべていただければありがたい…。
唯一違うのは、ドアの横に警備員が立っていてドアを開けてくれるので、なんだかすごい高級店に入ったような気になることと、白いスニーカーが売られている時点ですでに白ではなくなっていることくらいだろうか。
あと取扱い商品数は少なく、家具や食品は扱っていない。食品があればもう何も言うことはないんだけどぁ!といつも思う。
しかしインドで日本と同じ状態を保つのはものすごーーーく大変なことだと思うので、いつでも同じクオリティで迎えてくれるMUJIさんは相当努力されているはずだ。食品もきっと何らかの理由で販売を断念したに違いない。
ちなみにインドでの販売価格は円をルピーに置き換えた金額で売られているものが多い。
例えば190円のものなら190ルピー(約300円)で約1.6倍。
お目当てのノートを6冊購入。
そしてひそかな楽しみスタンプコーナーへ。
以前に来たときにはなかったインドスタンプが増えている!
読めますか?^^
左から「デリー」「おめでとう」「ナマステ バンガロール」
こちらは恐らくインド門
とくにこのナマステスタンプがかわいすぎる。
スタンプはインド人にも人気のようなので、ぜひ販売していただきたいものだ。
それから、3周年記念ということで配られたノベルティ。
特製トートとマグネット。
そうか、3周年だったのか。
バンガロールとムンバイからスタートして、現在国内4店舗。さらにはムンバイにインド最大級の新店舗も建設予定だそう。
価格的にはインドでは高級品に入るので高所得者層がターゲット。私が行くときはいつも空いているので心配していたが、MUJIの海外事業は欧米以外好調のようなので、インドでもうまくいっているのだろう。
ついにユニクロもオープンしたというし、あぁインドが住みやすくなってしまうなぁ。(贅沢な悩み)
日本に帰った時にスーツケースをぱんぱんにして帰るのがけっこう楽しみだったのだけど。
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Nicobar 新作のイメージフォトが…
こんにちは、ジャンタルマンタル大好き、ジャンタルマンタリストのルビーです。
本日は皆さまにお見せしたい写真がございます。
この背景、どーこだ?
普段からこのブログをお読みいただいている方はもうお気づきでしょうか。
これです、これ。
デリーのジャンタルマンタル!!
インドを代表するオシャレセレクトショップの一つニコバルの手にかかると、はげた塗装も最高におしゃれに見えます。ぜひHPを見てみてください。
ジャンタルマンタリストとしては服よりも、その背景ばかりが気になります…。
とはいえ、ニコバルは私の好きなブランドの1つです。
ここの服はシンプルで都会的でありながら、インドテイストをうまくミックスさせていて、本当に着やすい。デザインも計算されていて1枚でキマります。
インドに来たばかりの頃、インド服は今まで日本で来ていた服とはあまりに違いすぎて、なかなか手が出せませんでした。かと言ってZARAとかだと面白みに欠けるというか、ちょっと物足りない。
それがこのお店に来て、おお、こういうのを求めていたのよ!!というものがたくさんありました。もちろんインド在住者の中でも人気があります。
我々夫婦もインドに来て最初に買った服はニコバルです。
メンズは特にインド服に手を出すのが難しいと思うのですが、ここの服なら日常で使えます。主人もここの服を着ていると、日本人からもインド人からも褒められる(ことがごく稀にある)と言っています。
ちなみにニコバルにはカフェがあって、そちらのスイーツはとってもおいしいので、お茶をするのにおすすめです。
食事はね… 私には量が全然たりません(笑)
例えインドであっても、おしゃれカフェは小食さん向けのようです。
また、食器や雑貨、アクセサリー類もハイセンスなものが多いので、せっかく旅行でインドに来たのに欲しいものが全然みつからない!という方はぜひこのお店を覗いてみてください。
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ゴールデンテンプルの行き方&宮殿ホテル@バラナシ
バラナシと言えば、言わずと知れたヒンズーの聖地である。
ここでは宗教が人の一部というか、生活そのもの、人生の全て、こういう生き方もあるんだなということをまざまざと見せつけられる。
通りには至る所に祠があり、人々の生活に溶け込んでいる。
こ、これはガネーシャなのか…?
私が考えている間にも、熱心な若者がやってきて、さっとお祈りを捧げて去って行った。きっと毎日こうしてお祈りしているんだろう。
バラナシのお寺として外せないのが、ヴィシュワナート寺院。またの名をゴールデンテンプル。バラナシを訪れた巡礼者は必ずここを訪れるという。
本来はヒンズー教徒しか入れないのだが、仏教徒はヒンズーの一派とみなされ、日本人を含むアジア人の参拝は容認されているようだ。
まずは、メインストリートから鳥居をくぐる。
お寺までの参道はお店がぎっしり。お祭りのようなにぎやかさだ。
暫く進むと突き当りに行列が。
これはお寺に入るための行列。本来なら並ばなくてはいけないのだが、外国人は優遇されている。
列の先頭を目指してぐんぐん進むと、先頭に警察官が数名立っている。
参拝したい旨を伝え、パスポートを提示。
その後、警官に連れられ一番奥にあるオフィスまで行く。
オフィスでは名前や電話番号、パスポート番号等を記帳し、手荷物(携帯、カメラ、財布も不可)や靴を全てロッカーに預ける。
そしていよいよ境内へ。
思ったより狭い。そしてものすごい人。上を見上げるとお寺の上の方がかすかに金色だった。
何を見ていいのかわからずとりあえず行列に並ぶと、社の中にはシヴァ神の象徴であるリンガが祀られていた。
手を合わせると僧侶から花の首飾りを授けられ、さらに謎の白い液体を掛けてくれる。ここも外国人に寛大で、見るのをためらっていると僧侶が周りのインド人たちを押しのけておいでと手招きしてくれる。私の場合ただの好奇心だし、財布を預けてきたのでお布施もできなかったのにここまでしていただて申し訳ない気になった。
一角ではサドゥたちがお食事中。あまりジロジロ見てはいけないと思いつつも、やっぱりかっこいいので見てしまう。
以前私はサドゥ見たさにクンプメーラに行ったのだが、残念な結果に終わった。(過去記事参照)サドゥはクンプメーラが終わりに近づくとこのお寺に移動するらしく、その頃ここに来ればすごい数のサドゥに会えるかもしれない。
滞在時間は15分程だっただろうか、床は聖水で一部びちゃびちゃだし、相変わらずのカオスだったが、なぜか参拝後はすごく前向きな気分になれた。
あぁ来て良かった。これを見ずしてバラナシを見たとは言えないかもしれない。
オフィスで荷物を受け取り、清々しい気持ちでホテルへ戻った。
なお今回街歩きをするにあたりホテルの場所が功を奏した。
暑さや臭いや障害物で、1時間も歩くと汗びっしょりでクタクタになるところを、疲れたらすぐホテルに帰って休み、また簡単に出かけられるというのはメリットが大きい。
今回選んだのはこのホテル。前々回の記事でも写真を載せたガート沿いの宮殿ホテル
BrijRama ブリッジラーマ
19世紀に建てられた宮殿を改装して3年程前にホテルとしてオープンした。
売りは何と言っても立地。河に面しているので景色が素晴らしく、どこへ行くにも簡単に歩いて行ける。
またテラスで毎朝開催されるヨガクラスが最高。薄暗いうちからスタートし、徐々に空が白んで朝日が現れる。鳥の鳴き声やそよ風に包まれながらのヨガは感動体験だった。
ただし、値段が高い。今回はローシーズンで安くなっていたので泊まれたが、それでも値段の割には設備や食事、サービスの質はそこまででもないような…。次は別を探すかも。
以上、長くなりましたが雨季のバラナシ旅行についてでした。
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街歩き&最新ミュージアム@バラナシ
前回の続き、ガンジス河の水量が多くてガート散策は断念…
ということで街中を歩いてみよう。
こちらはベンガリートラという有名な安宿街。
吉祥寺のハモニカ横丁並みの狭い路地に、小さなお店がずらりと並んでいる。そこに人やら動物やらバイクやらゴミやらウ〇コやら、とにかくいろいろなものがあふれていてカオスとしか言いようのない世界。
ある意味期待通りであり、またその上を行ってくれるインドらしい景色の連続だった。
お店では宗教用品から服、日用品まで何でもそろうが、やっぱり目が行くのはストリートフード。
美味しそうではあるんだけど、ハエがなぁ…
だってそのハエ、さっきまで目の前の牛のフンについていたかもしれないし…と思うと結局手を出せず。
写真が見づらくて申し訳ないのだが、通りからふと柵の中を覗くと、建物の一角が牛小屋になっていたのには我が目を疑った。
ハモニカ横丁の一角に牛小屋があるなんて想像できない。ここは本当に何でもありなのだ。
ちなみにこのストリートではやはり客引きが多い。
突然知らないインド人から日本語で「君たちあそこのホテルに泊まってるんでしょ」とか「今日着いたんでしょ?車下りたとこ見てたよ」とか言われる恐怖と言ったら!
火葬場を案内するとかお土産屋に行こうとか、あまりにしつこいので途中主人がキレそうになりヒヤリとするが、なんとか逃げ切る。
かと思えば、今度は犬同士の喧嘩に巻き込まれそうになり脅えているところをまた別のインド人に助けられたり、小一時間街を歩いただけで様々なことに巻き込まれる。
ダシャーシュワメードガートに向かうメインストリートはいつでも人でごった返している。
疲れたのでこの青い椅子が目印のお店でチャイ休憩。
ここから通りを眺めているだけで、飽きることなく時間が過ごせる。
定点カメラを置いたら面白いだろうなぁ。
そして、今年2月にできたばかりの最新スポットがこちら。
Virtual Experiential Museum
あのモディ首相も訪れているし、光や音、映像を駆使してバラナシの歴史や文化をヴァーチャル体験できるらしいということでかなり楽しみにしていた。
がしかし…
プロジェクションマッピングやチームラボ作品などレベルの高いものを見慣れた我々外国人にとっては、この博物館の展示はいささか残念すぎる感じがした。
ガンガーの成り立ちを説明したビデオはなかなか迫力があったが…
たばこ屋さんとか、小さな劇場になっている箱とか、タッチする音が出るパネルとか…
うーーーむ、全然すごくない。
一通り見終わって不完全燃焼な気持ちでいると、ふとObservatoryの表示が目に入る。
階段を上ってみると…
ジャンタルマンタル!?
そうか、ここにあったんだーー!
ジャンタルマンタリストとしては思いがけない出会いに一気にテンションがあがった。
ここはこじんまりとしているが、ここからのガンジス河の眺めが最高だ。このお陰で一気にお勧めスポットになった。
Virtual Experiential Museum
入場料 外国人:300ルピー
インド国籍・在留者 25ルピー(今回はFRROは使えず、アダールカードのみ有効でした)
※2019年9月現在
無休 6:00~18:00?(サイトにより異なるため)
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ガンジス河が溢れそう 雨季のバラナシ
一般的にバラナシ観光のベストシーズンは11月~3月の乾季と言われている。
私も過去に訪れたのはいずれも乾季だった。では雨季のバラナシはどうなっているんだろうと気になり、今月の頭に行ってみた。
暑さは覚悟していたものの、驚いたのはガンジス河の水の量。
乾季に見えていた対岸の砂地は跡形もなく姿を消し、ガートもすっかり冠水していた。
例えば、こちらBrijRamaホテル。
乾季は建物の下にある階段状のガートもすっかり見える。
しかし、今回はこの黄色くマーカーしたあたりまで水に浸かっていた。
このホテルのバルコニー(青く囲った部分)から見た景色がこれ。
水面までがものすごく近い。 乾季にはあれほど高い位置に見えるのに。
巡礼者で賑わうダシャーシュワメードガートも、冬はなだらかな階段が続き、その先に河が見える。
それが雨季だと、ほぼ同じ場所から撮影したにも関わらず、目前まで水が迫っている。
狭い中、沐浴する人々でごった返す。
神聖さは減りちょっと暑苦しい(笑)
プージャ(お祈りの儀式)の会場も冠水のため、手前にあるお寺の一角で行われていた。
会場が狭いので、バラモンとの距離も近い。彼らの表情や汗だくで火を扱う様子が間近で見られ迫力がある。
しかし、やっぱり乾季の広い会場で、空と河と大観衆が一体となった、視界いっぱいに広がるあの劇場空間には及ばない気がしてしまう…
祠も冠水してしまっているし(左)、ボートもお休み。
水量に加え、流れも急ということもあり、政府からボート禁止令が出たそうだ。
それでも「ボートに乗らない?」とインド人から声を掛けられるが、危険なのでやめておく。
舟は岸壁に退避させ、漁師さんやボートの漕ぎ手(?)たちも皆暇そうに、舟の上で寝そべったりゲームをして遊んでいた。
今回こそ沐浴してみようかな!なんて軽く考えていたが、とても入れる感じではない。
この濁流にのまれたらひとたまりもなさそう…
特にバラナシのお楽しみ「ガートの散策」ができないのが非常に残念だった。
本来なら河のほとりを端から歩きながら移りゆく景色を眺めたり、恐れつつもマニカルニカーガート(火葬場)の様子を見学したりできるのに、今回はガートに足を踏み入れることすらできなかった。
結論として、バラナシは乾季に行くべし。と言いたい。
しかし、ここはインドを代表する街。
河がだめでも通りを歩くだけで十分楽しい。次回はその様子を…
ちなみに、地元の人の話では9月も後半になるとかなり水が引いてくるとのことなので今頃はまた違う様子かと思われます。
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