インドのIKEAに行ってみた
2018年8月にインド1号店としてオープンしたハイデラバードにあるIKEAに行ってきました。
久しぶりに見るあのロゴに心が躍る!
オートリキシャを使用したが、入口脇にリキシャやタクシー専用の乗降所がありとてもスムーズに行くことができた。
中に入ると、まさにIKEAだ!本物だ!!
日本と同じように広い店内を歩きながらインテリアを見て、疲れたころに食堂があって、下の階にキッチン雑貨や倉庫があるというスタイル。
インドらしいものと言えば、インド料理でよく使われるテンパリング用のタルカパンやチャパティを焼くフライパンが充実している。籠やリネンなどMade in Indiaの製品も多い。
南部の女性はサリー着用率が高いので、客層が華やかなのが印象的だった。
IKEAという欧米のすっきりしたモダンな空間に、インドのカラフルな伝統的衣装というコントラストがとても興味深い。
そして、インド人のくつろぎっぷりが凄い。
彼らは大抵大家族で、おじいちゃんおばあちゃんから孫にいたるまで大人数でやってきて、一斉にダイニングテーブルを囲んだりソファーでスマホをいじりながら談笑したりするから、そこがもうお店ではなく誰かの家みたいな状況になっている。
ブースを覗くたびに、誰かが住んでいる部屋を見ているような感じで面白かった。
レストランは、お馴染みのミートボールがベジボールやチキンボール(牛肉を食べないため)になっている。パニールやチキンのカレーも。
サモサはなんと1つ10ルピー(約15円)
スパイスは控えめでほっくりした優しい味だった。
このIKEA、出店当初はかなり話題となり、お客さんが殺到して大変だとか、2025年までにインド国内で25店舗に増やす!とか、相当勢いのある様子を見せていた。
しかし実際はムンバイでオンラインショップがオープンしただけで店舗も増えず、噂になることもなく、もうブームは去ってしまったのではないかと勝手に心配していた。
がその心配とは裏腹に、店内はお客さんで溢れかえっていた。
インドの平均収入を考えるとIKEAはかなり高級価格帯なのに、人々が本当に楽しそうに買い物をしている姿を見て、地元の人々からも支持されているのを感じた。
きっとインドもこれからシンプルなデザインが好まれるようになっていくのだろうなぁ
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