これぞ本場のバターチキン KAKE DA Hotel カケダホテル
インドカレーで何が一番好き?と聞かれて100人中99人が選ぶであろうバターチキン。
そのバターチキンが最高に美味しいと言われるこちらのお店に行ってきた。
コンノートプレイスの老舗、カケダホテル。
赤と白のシマシマが目印。
外から窓越しに見えるたくさんのカレーの鍋に期待が高まる。
写真撮影禁止と言われたので店内の様子は撮っていないのだが、あまり広くない1階には、カレーの入った大鍋多数と、奥にナンやチキンを焼くタンドール(窯)、そして客席がいくつか。私は1階に座ったのだが、恐らく上の階にも客席があり、厨房もある様子。
時々巨大な鍋を肩に載せた従業員が階段を下りてきて、下の大鍋に継ぎ足していく。その姿がもうヒヤヒヤ!!時々階段にこぼしちゃってるし。
しかし、衛生状態的には日本の汚めのラーメン屋さんと変わらないレベルの清潔さ(笑)で、大衆食堂にしては入りやすい。テーブルも赤だし。
そして出てきたバターチキン(左)にダルマッカーニ(右)
まずはバターチキンから。
Oh 何というパンチリョク!
スパイスが濃厚で奥深い、それでいて辛すぎずマイルド。1日煮込んだ程度では出せない味。まさに継ぎ足し継ぎ足しした秘伝の味なのだと思う。
今まで食べていたバターチキンの特徴ともいえるトマトの酸味などは消え、一段高みに上がったような美味しさだ。
うーむ、これは絶対に家庭では再現できないだろうし、ましてやインドでなきゃ作れないだろうなぁ。混沌としたインド社会を凝縮したような味なのだ。
浮いている油の量に一瞬怯むが、それは見なかったことに…
ダルマッカーニという豆のカレーがこれまた美味しい。
とてもクリーミーで優しい味。高級ホテルで食べるもとのまるで遜色ない。
タンドリーチキンもパリッと香ばしく焼けている。余分な脂が落ちたのか、硬めのさっぱりとした味わいだ。
ナンやロティもパリッとしていて美味しい。私はもちもちしたナンより少し硬めの方が好きなのでここのナンは理想的だった。
これだけの料理が食べられて約600ルピー(約900円)なんて嬉しすぎる。
それにしてもここのバターチキンは今までのイメージを完全にぶち壊すほどの物凄い破壊力で、すっかりハートを鷲掴みにされてしまった。
マトンカレーやBrain(脳みそ)カレーも有名なので次回は試してみたいと思う。
営業:12:00~23:30
Shop No. 67, Municipal Market, Connaught Cir, Connaught Lane, Connaught Place, New Delhi, Delhi 110001
Zomato のサイト↓
http://kdhkakedahotel.com/https://www.zomato.com/ncr/kake-da-hotel-connaught-place-new-delhi
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Atelier Mon アトリエ モン グルガオン店が閉店
天然石を使ったオシャレで斬新なジュエリーが、インド在住者の間でも大人気のアトリエ モン。
行こう行こうと思いつつなかなか行けずにいたが、先日ついにグルガオンにあるお店を訪れた。
が、門にはClosedの看板が。
中に入ってみると商品はなくがらーんとしている。
嫌な予感…
事務所にいるスタッフさんに聞いてみると
なんとグルガオン店は閉店したそう!
現在デリーのスンダルナガルに出店の準備をしているけど、いつオープンするかは未定なのでHPをチェックしてね♡
また、デリー空港のターミナル3のお店とオンラインショップは引き続きやっているのでよろしくね♡
とのことでした…
あぁやっぱりインドでは思い立ったら即買いに行かないと、店ごとなくなるなんてこともあるのねぇ
私の買わないチャレンジを知った神がそう仕向けたのかもしれない…
おかげで衝動買いは防げたけど、残念だー。
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インドは誘惑だらけ 負けるな自分
先月、誕生日を迎え1つの目標を立てた。
「1年間服を買わない」ということ。
私はそれほど買い物好きではないので、服を買うためだけに出かけることは少なく、何かのついでにぷらっと立ち寄った店で良いものがあれば買うというスタンス。
しかしインドではついつい買ってしまう。
その理由を考えると
1.もともとインドの布ものが好き。
2.インドにはこれ!と思えるものが少ないので、あると思わず買ってしまう。しかもたいてい日本で買うより安いので、色や柄違いで気になれば躊躇なく両方買ってしまう。
3.お友達と買い物に行く機会が増えたため、つられて買ってしまう。
インドでの買い物はまさに一期一会。
インド在住マダムたちの合言葉は
欲しいなら 迷わず買えよ 次はない なのだ。
そのせいもあって気になったものを深く考えずに買っていた。
しかし本帰国するみんなの様子を見ていると、ほとんどが買ったものを手放して行く。
日本じゃ着ないから。
どうせすぐ色が抜けるから。
うーむ、私も本帰国する時には身軽に帰りたいものだ…と考えるようになった。
そこで私の手持ち服を改めて数えてみるとなんと200枚近くあった。
いやいやいや、どう考えても減らさないと。
日本に帰る頃にはせめて50枚程度に抑えたい。
今ある服を着倒して徐々に減らしていかねば!ということで1年間服を買わないチャレンジがスタートしたのだ。
服屋には入らないようにして過ごす。
が、いつも行くメガモールでふと目に入ったKilolのディスプレイに目が奪われる。
あ、かわいい柄。ちょっと見るだけなら…
と店に足を踏み入れてしまったが最後
欲しーーーーーーい!!
どうしよう、でも買わないチャレンジを始めてまだ2か月も経っていない。
こんな簡単に自分との約束を破っていいのか。
ストールなら服に入らないからいいかな?
だめだめ、ストールだってインドに来てから何枚買った?
なんとか自分を押しとどめ、その日はひとまず店を出た。
帰って主人に相談する。
やめとけと言われるかと思いきや予想外の返答が。
じゃあ僕が買って、ルビーにプレゼントしたらいいんじゃない?それなら自分で買ったことにならないでしょ?
おおおお、なんてできた夫なんだ!!
早速翌日買いに行った。
色違いでブラウス2枚とストール2枚とバッグを3枚(笑)
インドの誘惑はきついわー
前途多難な服を買わないチャレンジは来年7月まで続く。
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箱入りレタスを買ってみた
今週のお題「残暑を乗り切る」
私がインドに来たばかりの頃、フレッシュな葉物野菜のサラダを家で食べるなんて夢のまた夢であった。
冬はまだしも、3月以降暑くなるにつれてどんどん葉物野菜が姿を消していく。暑すぎて育たないのだという。
それに40度を超える暑さの中を普通のトラックで運んできたら、どんな朝採れの野菜だって夕方にはしぼんでしまう。
野菜売り場を見渡しても生では食べる気にならないものばかり。夏場のサラダと言えばきゅうりと酸っぱいトマトばかりの日々だった…
それがどうだろう、たったの1年で野菜の状況はみるみる改善された。
スーパーに行けばいつでもそれなりに良い状態の野菜を買うことができる。まさかあのNEEDS(マンション内の商店)でサラダ用リーフが買えるようになるなんて!
はっきり言ってこれは物凄い進歩だ。
夏でも葉物を作る技術が発達してきたのかもしれないし、輸送状況や保存環境が良くなってきたのかもしれない。
そして私自身も慣れてきて、新鮮な葉物を見つけ出す力がついてきたのかもしれない。
そんな中、近未来野菜というべく箱入りのレタスを買ってみた。
ほほう、何やら立派ではないか。
箱を開けるとフレッシュなレタスが詰まっている。
一つ取り出してみると、一株ごとにビニール入った土に埋まったままの状態だった。
ひゃー、斬新!これなら数日たってもしおれない。
しかも箱の中で成長を続けるというのだから、なんだかかわいい。
土も安全で水はちゃんとRO水(ろ過した水)使用と明記されていた。
さっそくサラダにしてみたら、たしかに新鮮だった。
さっと軽く洗っただけで気軽に食べられる。
ただちょっと味が薄いような?
あまり太陽に当たっていない工場野菜って感じがしないでもない…。
それでもインドで新鮮野菜が手に入るなんてありがたい!残暑を乗り切るために活用していきたい。
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服を作ってみたい!ネループレイスで生地選び
インド在住奥様たちの楽しみの一つと言えば、生地から服を仕立てることではないかと思う。
ファブリック天国のインドでは様々な生地が売られており、それを安く縫ってくれるお針子さんも山ほどいる。
デリー近郊で布屋街として有名なネループレイスに行ってきた。
ネループレイスはIT関連のものも充実していて、別名「デリーの秋葉原」なんて呼ばれているが、私はぜひともデリーの「日暮里繊維街」と名付けたい。
生地屋に行く前から何を作ろうかとわくわく。
初心者なので、まずは気に入っているワンピースのコピーを作ることした。生地がどれくらい必要なのかわからないので、それを着て行って、これを作るのに必要な分をくださいということにしよう。
まずは最も有名であろうこちらのお店HP SINGHからスタート。
中に入ると豪華な受付。地下から、3Fまでぎっしり生地だらけ。
お目当てのコットンは確か最上階にあったと思う。
生地選びも初心者には難しい。
気に入った柄でも顔に合わせるとしっくりこなかったり、布の面積で与える印象が変わってくるのだ。
あれやこれやと悩み、いくつかの生地に決める。
店員に確認したところ、長めのワンピースでは2.5m必要だとわかった。
購入時は、生地の長さが本当にあっているか要確認。2.5mと言っておきながら実際2.2mくらいしかなくてやられた!なんてこともあるそうだ。
生地をカットしてもらったら、伝票を受け取り1Fのカウンターでお支払いという流れ。
他のお店も見て回る。
HP SINGHの並びのお店(名前忘れました…)はインドのブロックプリントが豊富だった。
Shaanというお店はインド綿が安く1m100ルピー程度。
素朴な柄が多くて私好みだった。店主さんがマシンガントークで色々出してきてくれる。
TASSEL&TRIMというお店はビルの2階にあり。
タッセルやベルなどかわいいものがいっぱいで、クリスマス時期にまた来たい。
路上耳かきやも発見。興味のある方はどうぞ。
いろいろまわって今回は4枚の生地を購入した。
友人からはインドっていうか、アフリカっぽくない?!と指摘が。
家に着き、改めて鏡の前で布を当ててみたが…
な、なんか違うΣ( ̄ロ ̄lll) たしかに1人アフリカだ。
これがワンピースになったとして本当に着るか?と自問自答せずにはいられない。
店で見たときは良いと思ったんだけどなぁ。
生地選びは思っていた以上に難しい。
周りのマダムたちは簡単に素敵な服を作っているようだけど、実はすごい想像力とセンスが試されるということがよくわかった。
でも楽しいので懲りずにまたチャレンジしたい。
仕立てのお話はまた次回…
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ボートに乗って宮殿へ タージレイクパレス
今週のお題「わたしと乗り物」
ホワイトシティの愛称を持つウダイプル。そこに大理石で白く輝く宮殿ホテルがある。
その名もタージ・レイク・パレス
映画「007 オクトパシー」ではボンド・ガールの住みかとして使われたこともあり、世界的にも有名なこのホテル。
何が良いかというと、そのロケーション。
広いピチョーラー湖の真ん中に浮かぶように建っているのだ。360度見渡しても周りは湖、湖、湖。
一体どうやってそこに行くのか。 そう、ボートに乗って行くのです!
専用乗り場からボートに乗り込むと…
わずか5分ほど、あっという間にホテルが近づいてくる。
入口では日傘を持ったスタッフがお出迎え。
上からは色とりどりの花びらのシャワーまで降らせてくれる徹底ぶりに驚く。
館内はよく手入れされていて、ゴージャスでありながらけばけばしすぎず、気持ちの良い空間が広がっていた。
お部屋もこじんまりとしているが、清潔感に溢れ、居心地抜群。
窓からはシティパレス。のんびりと外を見ているだけで癒される。
夕方からは無料のヒストリカルツアーが行われ、ガイドさんが館内を案内してくれる。
この建物は昔、裁判所として使われていたとか、湖ではワニを放し飼いしていてセキュリティーもばっちりだったとかなかなか興味深いお話だった。
古典音楽のショーやクルーズツアー(有料)、朝にはヨガクラスもある。
夕食はホテル内のニールカマルというレストランへ。
ドレスコードはスマートカジュアル。
サリーを着ておられる日本人の方もいて、なるほど、箪笥の肥やし状態のサリーはこんな時こそ着ればいいんだ!とわかった。
この地方オリジナルのパパド(薄焼きせんべい)は懐かしのとんがりコーンの味でとまらない(笑)
このレストランの売りは、何といっても地元で採れる新鮮野菜を使った料理。やっぱり地産地消が一番だ。(写真は撮り忘れた…)
夜にはライトアップされ、更にロマンチック♡
なんかヴェネチアみたいじゃないの!と思ったらやはり東洋のベニスと呼ばれているそうだ。
ただ、物凄い数のハトが壁に張り付いて寝ていてちょっと怖かった…
翌朝、湖を望むテラスで食べられる朝食がこれまた素晴らしい。
今回は街の観光も一切せず、ただただこのホテルを楽しんだ。
普段私が住むデリー近郊は乾燥地帯なので、水に囲まれているだけで何とも心が安らぐ。
何より湖が美しく保たれているのが良い。
インドだと通常ゴミだらけで幻滅することが多いのだが、こうして地道な努力で環境美化に努めているようだ。
誕生日に行ったのでサプライズギフトも用意してくれた。
とにかく非日常を味わえるので、何かの記念日にいかがでしょうか。
【行き方】
デリーからウダイプル(Maharana Pratap空港)まで約1時間のフライト。
空港から車でボート乗り場まで約30分。
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【インドのいいもの】HILLCART TALES ヒルカートテイルズ 紅茶
スーパーで買える高品質の紅茶と言えばこちら。
HILLCART TALES ヒルカートテイルズ
直営店はなく、ネットショップやスーパーのみで販売されているようだが、その歴史は古く創業120年以上の伝統を持つ。
茶葉(ルーズリーフ)とティーバッグのタイプが売られているが、お勧めは断然ティーバッグ。パッケージがとてもかわいいのだ。
六角形の外箱を開けると、中から星形の包みがずらり。
個装の袋(左)をあけると、さらに小箱が。
小箱は厚手の紙なのでカップで蒸す時の蓋にしたり、ティーバッグを取り出したあとの受け皿にもできる。
定番のダージリンやアールグレイはもちろん、フレーバーティーも種類がたくさんあって楽しい。
とくにフレーバーティーはカラフルなので女子受け抜群。
どれも香りが豊かで、人工香料の味ではなく本物感があってとてもおいしい。アイスティーにしてもいける。
ちなみにパッケージには外箱の活用法が書かれていた。
ペン立てや貯金箱…
まぁね、やらないにしてもなんかわかる。
でも…
電気カバーにトイレットペーパー入れ(?)って、さすがインド人は頭が柔らかい!
さてユニークなこの紅茶、オベロイグルガオンやタージチェンナイ等、高級ホテルでも採用されている。
日本では大きい箱が3000円ほどで売られているようだが、インドで買えば何分の1かの値段で買え、どこのスーパーでも見かけるので手に入れやすい。
個装1つでもさまになるのでバラマキ土産や、職場のお土産などにもお勧めです。
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