【インドから行く】イタリア・ローマの街歩き 気づけば毎日20km近く歩いていた件
今回はとにかく歩いた。
インドにいると1日100歩も歩かないということがざらにある私でも、ローマでは1歩外に繰り出せば、3日連続23,000歩越え。1日あたり20㎞近く歩いたことになる。
参勤交代中の武士ですか?というくらい、自分でも信じられないほど歩いていたのだ。
普段では絶対に無理なこの距離をなぜ歩けたのか。
それはやっぱりローマという街の凄さだ。理由を3つほどあげてみたい。
1.広すぎる美術館に豊富すぎる収蔵品
バチカン美術館から、ボルゲーゼ、カピトリーノと、どこに行っても巨大で見どころ満載だった。
しっかり見ようと思うとかなりの時間がかかる。
また表示がわかりづらく、行きたいと思ったところになかなかたどり着けずに何往復かする羽目になった。ただし、同じ展示室でも通るたびに違った発見があるのが凄いところだ。
2.絶妙なサイズ感
コンパクトな街のあちこちに点在する教会・遺跡の数々。
微妙に少し足を延ばせば行ける距離にすべてが収まっているから、ついでにここも、あそこも、どんどん行きたくなる。
ちょっと歩けば、ミケランジェロにベルニーニにカラバッジョ。(しかも無料)
ボルジア邸でチェーザレ様に思いを馳せたかと思えば、今度は古代ローマ遺跡の数々。
なんという贅沢!!
3.これも神のお導き?偶然の出会い
ある程度事前にプランを立てていても、その途中で見つけたお店や教会等、予定外の出会いがたくさんあってなかなか先に進めない。
トラステヴェレ地区でたまたま入ったローマ最古と言われる教会。 日曜日ということで、荘厳なミサに立ち会うことができた。
路地ではお祈りする神父様の姿も。落書きや車とのギャップが何とも現代らしい。
イケメンたちが働くパン屋(左)に、インドの名店Fabindiaも!なんとなく品揃えがインドよりオシャレなのが悔しい!
空は青いし、空気もキレイ。生えている木ですらカッコいい。
高いところからの景色も素晴らしいし、夜景も、街の人々も、すべてが絵になるのだからたまらない。ほんとマンマミーア!
ただ、自動販売機でヌテッラバーを買おうとしたら、なぜかその隣のM&M'Sが出てきた時はイタリアもなかなかやってくれるなと思った。
イタリア人は良くも悪くもいい加減だなーと感じることがあり、勝手ながらイタリアはヨーロッパのインドと呼ばせていただこうと思う(笑)
しつこくローマの話を続けてきたが、キリがないのでこの話はこれで最終回。
トレビの泉にコインも投げたし、きっとまた戻って来れると信じて。