【インドのいいもの】Fabindia ファブインディア
気付かぬうちに、確実に我が家で増え続けているもの、
それがFabindia ファブインディア というお店の製品。
インドにも素敵なお店はたくさんあるが、結局戻ってくるのはファブインディア。
ここでは、衣服からジュエリー、家具、布製品、オーガニック食品に至るまで何でもそろう。
現在インド国内だけでも200店舗以上あり、ドバイやイタリア、シンガポール等にも出店を果たした大手ライフスタイル用品販売店だ。
創業者は、アメリカ人のジョン・ビッセル氏。
アメリカの大手デパートのバイヤーだった彼は、インドの職人たちによる手仕事の素晴らしさに魅了される。そしてインドに渡り、初めはニューデリーで家具の輸出からスタートした。
彼は小さな村を巡り、職人や起業家に会い、伝統工芸の品質を向上させ海外に輸出しようと試みた。
その時に知り合ったのが、コンランショップでおなじみ、イギリス人インテリアデザイナーのテレンス・コンラン氏。彼が立ち上げたインテリアショップ Habitat ハビタを主要顧客に抱え、インドの職人の高い技術を世界的に広めていった。
息子のウィリアム・ビッセル氏が後を継ぐと、商品ラインナップ拡充させ、チェーン展開を本格化。
現在でも、手染めや手織りの繊維製品や木工品などを通じて、農村部に住む5万5000人の職人と消費者を結びつける社会的企業の役割を担っている。
使い勝手が良く、飽きのこないデザイン。インド伝統の職人技を現代風にアレンジし、あまりインドインドしすぎず、かと言って欧米のマネだけでない、程よく力の抜けた雰囲気がとても良いと思う。
そして何と言ってもお手頃価格。
衣類は高品質で、日本でも着られそうなシンプルなデザインも多い。
食器もかわいいし、テーブルクロスやラグ、ベッドリネン等布製品も良い。
そして家具も美しい。本当はソファやテーブルも買いたいが、日本まで持って帰るのはかなり難しそうなので今のところ断念。
意外と人気があるのが、食品やサプリ関係。
ファイブインディアで取り扱われているオーガニックアイテムは、インドのオーガニックなんて信じられないとい言っているインド人マダムたちからも一目置かれている。
そんなインドのいいものを凝縮させたファブインディア。インド国内、比較的どこでも目にするので、旅行で来た際はぜひ立ち寄っていただきたいお店である。