そっち系の牛乳系飲んじゃう系?
今日は牛乳について。
先日の牛についての記事で、日本でチャイを上手く入れられないのは牛乳のせい!なんて言い訳がましく書いてしまったのだが、実際インドの牛乳は本当に美味しい。チャイにしてもカフェラテにしても、牛乳が変わるだけで魔法がかかったように美味しくなるのだ。
ただし、日本のように何でもそのまま飲めるわけでは無く、煮沸消毒が必要なものもある。
パッケージに、煮沸不要とか、人が口を開けてそのまま飲んでいる絵が描かれているかどうか等を見て判断する必要がある。
基本インド人は冷たい牛乳を飲まない。煮沸してからチャイや、ヨーグルト、パニール(チーズ)にしているため、生で飲めない牛乳であっても不便はないそうだ。
また、牛乳は数社から販売されているが、そのパッケージは日本とかなり異なる。
よく見かけるのが、こちらビニールパックタイプ。
500mlの牛乳が、ビニール袋に入った状態で売られている。
無造作に置かれたグニャグニャの袋たち… 毎回家に着くまで破れないかヒヤヒヤさせられる。
それから、紙パックタイプでメジャーなのは、ロングライフ牛乳。日本の豆乳と同じようなパッケージで、長方形の1リットル入り。
常温保存が可能で、煮沸しなくても飲めるので、常備しておくと便利。
ただしあまり美味しくないので人気は低め…
その他、プラスチックボトル入りのものや、瓶入りのものたまに見かける。
また、地元のインド人たちは、自転車やバイクで移動販売している牛乳屋さんから直接購入しているようだ。こちらは毎朝搾りたてを持ってくるので鮮度抜群らしいのだが、いかんせん衛生状態が良くないため、日本人にはハードルが高すぎて買ったことはない。
私がとくに私が気に入っているのは、Amul社のMotiという製品。煮沸不要でそのまま飲めるビニールパックタイプ。
Amul社というのはインド最大の乳業メーカーで、チーズやバター等、多くの乳製品を販売している。
そしてこの女の子、私はアムルちゃんと勝手に呼んでいるのだが、Amul社のキャラクターとして様々な商品に登場しているほか、新聞にも一コマ漫画のコラムがあり、社会風刺ネタ等を提供しているという。
私はインドに来て一目見た瞬間から彼女の虜になってしまった。
だってこの子、何かを思い出しませんか?
ゴールデンエッグス!この仲間にいそう!!
私がうっかり他社の製品を手に取ろうものなら…
え?もしかしてあんた、そっち系の牛乳系飲んじゃう系?
そんなことを言ってきそうなので、やっぱり今日も私はAmul社の牛乳をかごに入れてしまうのであった