レストラン varq ヴァーク に行ってみた
以前紹介したインディアンアクセントと同時期に誕生し、共にインド料理新時代の幕開けを担う立役者として名を挙げた店、それがvarq ヴァーク。
Asia's 50 best restaurantでは2014年に32位にランクイン。東京スパイス番長がお勧めするレストランリストにも入っているし、これは1度行かなくては!ということで行ってきた。
予約は、zomatoというサイトから簡単にできる。金曜の夜に思い立ち、翌々日の日曜のランチを予約したが全く問題なく取れた。
ニューデリーにあるタージマハルホテルのメインラウンジを抜け、階段を下る。12時半の開店とともに1番乗り。インドの食事時間は日本のよりも遅く、昼食は14時頃がピークとなる。
店内はさほど広くないが、中庭に面した大きな窓、高級感のあるインテリアが上質な空間を演出。
渡されたメニューはアラカルトであったが、コースがないか聞いてみたところ、品数によって3種類あるという。
基本は、前菜、メイン、デザートが付くもので、それに、スープが付くかつかないか、グリルが付くかつかないかでそれぞれ500ルピーずつアップするという仕組みのようだ。私はスープを付けてみた。
まずはこちら、前菜2種と、右端がスープ。
中央のエビと蟹の前菜が大変美味しかった。スープはドラムスティックという野菜をメインに使っており、くせになる味。
左がメインの魚料理と付け合わせのカレーやナン。右はデザート。
この白身魚、皮はパリパリで身は柔らかく、ソースも最高。写真にはないが、付け合わせに出てきたご飯との相性も抜群。
デザートはまずまずな感じ。一緒に出されたバラのハーブティーが美味。
全品通して一つ一つが大変丁寧に作られているのが伝わってきた。インディアンアクセントの時に感じたインド料理のポテンシャルはこんなもんじゃないはずという気持ちを見事にリカバリーしてくれている。
そうそう、これこれ!インドのスパイスを上手に組み合わせるとこんなにおいしくなるよね!という理想的な味付けなのだ。
値段はコースで1人あたり、4500ルピー 約7500円(税抜)
決して安いとは言えないが、納得できるだけの美味しさがあった。
ただ、ペリエを頼むとボトル1本600ルピー!!それにはちょっと驚いたが、さすがはタージマハルホテル!ということにしておこう…
それでも奇をてらいすぎず、王道の味に新しさも感じさせるこちらの料理に大変満足!
日本ではなかなか食べられない、インド料理×フレンチのフュージョン、ぜひ一度お試しあれ。
varq
LUNCH 12:30-14:45
DINNER 19:00-23:45
https://taj.tajhotels.com/en-in/the-taj-mahal-hotel-new-delhi/restaurants/varq-restaurant/