ちびまる子ちゃんと私と家族
拝啓 さくら ももこ先生
私が初めて買った漫画はちびまる子ちゃんでした。
小学校低学年の時。当時まるちゃんは大人気で、単行本は売り切れ続出。
父と一緒に何軒も書店を回って、ようやく第4巻を手に入れました。
店員さんに、
さくら ももこ先生のちびまる子ちゃんはありますか?
この言葉をドキドキしながら聞いて回ったことを今でも思い出します。
父からは、いちいち「先生」をつけなくてもいいのにと笑われましたが、私は恐れ多くて、さくら ももこと呼び捨てにすることはできませんでした。
母はテレカ等、ちびまる子ちゃんのグッズが手に入るといつも私にくれました。
私が実家を離れ一人暮らしを始めたときも、まるちゃんの絵葉書でよく手紙をくれました。
弟は、さくら先生のエッセイで「姉は親に全く遠慮しない」という話を読み、「これ、ねーちゃんと一緒だ」と言っていました。
そんな弟に娘が生まれると、父はもうその子にメロメロで、その風貌もあいまって「友蔵」みたいだと笑いました。
昨年は久しぶりに家族で集まり、静岡に旅行に行きました。
いい歳した大人だけでちびまる子ちゃんランドに行き、スタンプラリーの景品でもらったシール。やっぱり母は私にくれました。
今回さくら先生の訃報を真っ先に連絡してくれたのは母と弟でした。
あまりの突然のことに言葉も見つかりません。
私の家族の思い出は、気付けばちびまる子ちゃんと共にありました。
たくさんの思い出をありがとうございます。
心よりご冥福をお祈りいたします。
Let's 筋肉! 筋肉は裏切らない
インドでもばっちりチェックして、一緒にやっている。
なんだろうあの感じ…すごくいい(笑)
とても楽しく筋トレができる。
最後に「筋肉は裏切らない」と言ったあと、なぜか全員でお辞儀するところとか、
ものすごくCOOL JAPANだね!
インドに来てからというもの、とにかく歩かなくなってしまった。
ケータイに入っている万歩計チェックするのが好きなのだが、最近は見るのが怖い。
日本で仕事をしていた時は1日平均6000~7000歩は歩いていた。
それがこちらではどこに行くにも車だし、建物に入るとエレベーター・エスカレーターを使ってしまう。
おととい337歩 昨日250歩 今日に至っては62歩…
1200歩くらいで今週のベスト記録なんて出てしまうのだから、あな恐ろし…
よってたまに日本に帰ると、電車や地下鉄、バスと、とにかく上がったり下がったり、人の歩く速度に合わせて早歩きするだけで息切れしてしまい、普段いかに運動不足かを思い知らされることになる。
インドではたまにヨガをやっているがそれだけでは運動量として全然足りない。
空気の悪さや暑さを言い訳にしてきたが、そろそろジムにでも入ろうかと思う。
インド人もここ数年、健康志向の上昇に伴いエクササイズをする人が増えてきているという。
たしかにマンション内でもランニングしたりウォーキングしたりしている人をかなり見かける。
マッチョ率も高い。ボリウッドスターたちも皆良い体つきをしているし、街中にはゴリゴリのマッチョ推しのジム看板をよく見かける。
我がマンションのエレベーターボーイも
毎朝5時に起きて1時間ヨガをやって、そのあとジムで走ったり筋トレしたりして、それから出勤してるんだっ
普段は死んだ魚のような目をしているのに、トレーニングの話をするときは目を輝かせながら語っていた。
ま、眩しい…
運動してる人の充実感オーラ。
一方、私と同じく運動不足の主人。
一緒に筋肉体操をしたあとスイッチが入ったのか、ダンベルを振り始めた。
筋肉が欲してるんだよね。
地獄のミサワかと思った
簡単なのに存在感たっぷり!バスタオルで白鳥の作り方
インドでホテルに泊まると、時々タオルアートに出会うことがある。
この日もまるでハネムーンかのような、ロマンチックが止まらない白鳥2羽が、華やかにベッド周りを演出してくれていた。
部屋に入ってこれを見たときのを驚きと言ったら!
サイズも大きく、かなりの存在感がある。
我が家でもお客さんが来た時にギャグでやるといいかもと思い、ほどきながら作り方を研究してみたら、意外と簡単にできることが判明。
なので作り方を紹介したい。
まずは、バスタオルを広げ、中心を軸に片方だけを円錐状に巻いていく。
90度まで巻けたら、反対側も同じように巻いていく。すると、右の写真のようになる。
裏返して、半分に折る。
首の形に整えて、1種完成。
これに、もう1枚バスタオルをプラスすると2種目ができる。
バスタオルを乗せ、折りながらひだひだををつくる。
お好みで、花びらを散らせばできあがり。2羽をくっつけると雰囲気満点。
主人が出張で泊まったホテルでは、このようなものがベッドに置かれていたそう。
えっと… くらげ? いか?
このシュールさ。べッドメイク担当のセンスが光る逸品である。
ハトとの戦い 本日は休戦日
日々、バルコニーに来るハトと戦っている。
と言っても、一方的に私が窓越しに、チャイルドプレイのチャッキーをイメージし
目を見開きながら右手を振り上げ脅す、という状況なのだが
これが意外と効果があり、窓を開けてもいないのに、大抵のハトは恐れをなして飛び立っていく。
ところが本日、私がいくら渾身のチャッキーを繰り出しても、びくともしないハトがいた。
ちょこんと座り、ゆっくり瞬きしている。
か、かわいい…
数分経ってもそのまま動かないので、具合が悪いのではないかと心配になる。
しかし、私が目を離したわずかの間にいなくなってしまった。
あのハトのお陰で少しハトがかわいく思えてきた。
今日は他のハトが来ても追い払うのはやめよう、
本日は休戦日とする。
インド人も欲しがる鏡とは!?
日本から船便で送れば良かったと後悔したもの、それは全身鏡。
なぜかインドには家庭用の全身鏡というものがまだまだ普及していないように思う。
私のマンションは家具付き物件であるが、もちろん全身鏡がない。
洗面台の上の鏡が全てなので、全身をチェックしたい時には、バスルームに椅子を持ち込み、その上に立って確認していた。
もしくはエレベーターの1面がガラス張りなので、廊下に出て、エレベーターを呼び、
一瞬で確認して部屋に戻る…というなんともはた迷惑な生活をしていた。
やっぱり全身鏡は必要だ。
来た当初から不便だったので探し回ったのだが、全く見つけられず、見つけたとしても重厚な木枠の装飾家具といったもので、1万ルピー(約17000円)を超すものがほとんど。
インドにいる間だけ使うので、もっとイケアやニトリにありそうな気軽な鏡でいいのにと思いつつ、時間だけが過ぎていった。
そして最近、ついに見つけた!!
グルガオンのMGロードにあるシティセンターモールのhome centre で。
値段は1999ルピー(約3500円)
この値段ならありだな!
いやでも、全身を映すにはには少し小さいか?
角度を変えればなんとか収まるかな…
なんてぼーっと考えていたら、次々とインド人がその鏡をカートに入れていく。
私も慌てて1枚キープしたが、何枚もあった鏡がものの10分程度で売り場から姿を消した。
鏡ってこんなに売れるもの?!
なんだ、みんなも全身鏡 欲しかったんじゃん!!
そんな大人気商品、一体どんな鏡かというと
…普通ね。
裏面の作りがかなりお粗末
でもまぁ裏面は使わないし、このお陰でかなり生活が楽になった。
ちなみにこちらを購入したhome centreとは、UAEからスタートしたインテリア・家具量販店で、現在は中東・北アフリカ、インドを中心に店舗数を伸ばしている企業。
ニトリやイケアより高めの値段設定だが、それでも店内は多くの客で混雑していた。
人々の生活水準の上昇に伴い、家具を揃える余裕のある人が増えてきていることを実感する。
先日イケアが、数回の延期を経てようやくインド1号店をハイデラバードに出店させたばかり。
ニトリも絶対うける気がするのだが、今は工場があるのみ。
出店に踏み出せない事情が多々あると思うが、諦めずに「お、ねだん以上。」をインド人にも感じさせてあげて欲しい。ここはまだまだ安かろう悪かろうの世界だから。
魅惑のインドスイーツを召し上がれ
これを見て、あなたはどう思うだろうか。
ギー(澄ましバター)と練乳やミルクを煮詰めて作るソフトなお菓子。
日本にいたときなら私もマズそーーーっ!と間違いなく思っていただろう。
しかし今の私はこの写真をみて、あら美味しそう♡と思えるから不思議。
インドはお菓子もやっぱり個性的。
今まで見たこともないようなものがそろっている。
もちろん完全に理解不能なものもあるのだが、意外といけるというものもあり、なかなか楽しませてくれる。
今回インドのお菓子をたくさんいただいたので、魅惑のインドスイーツたちを一挙ご紹介したい。
まずはこれ。
見た目から味を想像することは容易ではない…
お好み焼きのようだが意外と厚みがあり、断面はこんな感じ。
食べてみるとサクサクでドーナツみたいだった。
かなりの大きさなので、胸やけ注意。
それからこちらの3種。
インド人からスイーツとしてもらったはずなのに、
「食塩水に浸かっているから早めに食べてね」
と言って渡された。
食塩水に浸かっている時点でスイーツと呼べるのか甚だ疑問であるが…食べてみた。
☆〇$☆・◆スッパーー!!(=酸っぱい)
それぞれ果実であることは間違いないのだが、硬いし塩辛いし、塩水に浸かったカリカリ梅のような感じ。あまりの酸っぱさに目が覚める。
スイーツとしては諦めて、ケッパー代わりにパスタやサラダに入れてなんとか完食。
上:赤いのはかりんとうのような味。
左下:激甘トフィーのようなもの。
右下:ナッツやゴマを黒糖でまとめたもの。このタイプは割とどこの国でも見かけるし、間違いなくおいしい。
上から時計回りに
・ミント。懐かしの明治カルミンを思い出す味。
・雷おこしのようなもの。
・ひよこ豆の粉で作られているサクサクした、落雁みたいなもの。
・ココナッツミルクを使ったソフトなクッキー。
個別包装のお茶菓子だって油断大敵。
左:生姜が入った角砂糖。生姜の量が半端ない。舌が痺れる。
右:黒糖飴のような感じだが、なぜか辛い。
以上15種、激甘からスパイシーなものまで、本当に個性豊かな強者がそろっていた。
インドのお菓子の良さがわかるようになってはじめて、私もようやくインド通と胸を張って言えるのではないかと思う。
まだまだ道のりは遠い!
ちなみにお勧めはナッツやゴマを黒糖でまとめたタイプと落雁タイプ。
名前は今のところわかりません…ごめんなさい。