お米事情:こんなときこそ無洗米に頼る
先日、航空便が届いた話を書いたが
航空便が届くまで、我が家ではお米を切らしていた。
例え数週間ではあっても、米がないのは結構厳しい。
ということで、思い切ってインドでお米を買うことに。
インドでお米と一口に言っても種類は何十種類もある。
南インドでは主食がお米だし、ここ北インドであっても様々なお米が手に入る。
いつかは細長のインディカ米を使いこなせるようになりたいが、インド初心者の私の自炊は専ら日本食。
日本食に合わせるなら、やっぱりジャポニカ米だということで、「大和屋」という日本食材を扱う店に行き、ジャポニカ米のコーナーを見ていた。
米を見ながら迷っていると、天の声が聞こえるではないか。
「米は国宝がうまいよ」
振り返るとそこには仙人のような日本人男性が。
「国宝だよ」
そう言って去っていった。
神の啓示に従って「国宝」を買うことに。
国宝という名のカリフォルニア産のジャポニカ米
という、何が何だかわからない米だがこれが正解!なかなかイケる。
旦那のお昼用のおにぎりもこれで作っている。
ありがとう、天の声。
これなら日本米を切らした時も怖くない。
と思ったが、改めて今回日本米が届き
口にした瞬間、余りの差に愕然とした。
おいちーーー!!
やっぱり日本のお米は違うわ。
ふっくらと光り輝く粒に、適度な弾力と噛むほどに味わい深い甘み…そうそう、米ってこんな味なんだーとかみしめる。
しかもこれは無洗米。
おまけにうちの炊飯器はナショナルの2005年製の3合炊き
哀愁漂う年代物の炊飯器
(鍋で炊いたほうが美味しいからと使わずにしまっておいたがインドに持ち込み復活)
この悪条件でこれほど美味しく感じるなら、日本にいたときは毎日どれだけ美味しいお米を食べていたことか…
おまけに国宝は2kgで600ルピー(約1,020円)
あきたこまち 2kgも1,200円ちょっとだったので、値段はほとんど変わらないのだーー
やっぱりジャポニカ米は日本産に限る。
それから、こちらでは水道の水は飲めないので、ウォーターサーバーのお水を使ってご飯を炊く。
これからインドに来られるみなさんには声を大にして言いたい。
無洗米がお勧めですよ!!