噂通りアボカドが激高だった件
先週知人宅でアボカドを見かけて以来、私の脳裏からアボカドが離れなくなった。
1人でいるときはもちろん、誰かと話していても頭の片隅でアボカドがちらつく。
そして、とうとう我慢できず先日買い物に行った先でアボカドを買ってしまった…
アボカドくらいで何をそんなに、と思われるかもしれない。
しかしインドでアボカドを買うのはなかなかハードルが高いのだ。
というのも、輸入物のアボカドは関税がかけられており物凄く高い。
国産物もあるにはあるが、あまり生産者も力を入れていないのかあまり美味しくないらしい。
よって今までは見かけてもスルーしていた。
しかし今週の私は違った。
八百屋であまりにも立派なアボカドに見つけ値段も見ずに飛びついた。
千疋屋のメロンのように大切そうに3つだけ置かれている。
3つとも買い占めようかと思ったが、そこは我慢して2つをかごに。
インドの八百屋は日本と違い、1個いくらという売り方はせず
重さによって値段が決まる。
レジの店員が恐る恐るといった感じで聞いてきた。
マダム、アボカドは1kgあたり1000ルピーですけど
本当にいいんですね?
一瞬ひるむ…
でも1kgあたりでしょ?2個ならそんないかないはず。
それより私はいまアボカドを食べないと気が済まないのだ。
自信たっぷりにOK!を出したが、受け取ったレシートを見て啞然とした。
2個で655gもあった…
つまり655ルピー=1000円超!?高っ!!
↑明らかに他の野菜を圧倒している…
まぁ、こうなったら仕方あるまい。
とにかくこのアボカドを最高に美味しく食べてやるしかないっ!
毎日念入りに熟し具合を確かめ、その時を待つ。
そして本日、めでたくその日を迎えた。
カットしてみると当たりだ!まさに最高の状態!
さっそくエビと一緒にサラダにして食べた。
もう一つは週末にお刺身みたくして食べよう。
インドのアボカドは日本で買うマンゴーだと思えばいい。
逆にインドではマンゴーが安いのでアボカドみたいなものだ。
それにしてもインドは南国フルーツが得意なのだから、アボカドももう少し気合いを入れて作ってくれるとうれしいのだが。