街の謎スポット チベタン衣料マーケットでお買い物
グルガオンに去年オープンしたばかりのArdee Mall。
の、横にある謎のカラフルなテントに覆われた地区を見たことがあるでしょうか。
私はサーカス小屋みたいだなと思いながらいつも気になっていたので、先日思い切って行ってみました。
看板にはBuddhist Winter Woolen Market とある。
どうやら冬物衣料を売っているようだ。
中に入ると、広場の真ん中に櫓のようなものがあり、まるで盆踊り会場のよう。その周りをぐるりと囲むようにお店が並んでいる。
店員さんたちもみなチベット系なので日本人に近い顔。親近感がわく。
ある店員さんにどこから来たのか聞いてみるとアルナーチャル プラデーシュだという。
まさに本物のチベットだ。
セーターやアウター、毛布等冬物がびっしり。
あまりおしゃれと思えるものは少なかったが、私は暖かいひざ掛けが欲しかったので、ストールを扱うお店をのぞいてみる。
値段はどこも定額制で、割引はきかないけれど十分安い。
ストールは数百ルピーからあるし、刺繍入りの手の込んだものでも1000ルピーちょっとだった。
ラダックでも似たようなお店があったが、こちらの方が買いやすい気がする。
私も1つ買ってみた。
100%ヤクウールの大判ストールがなんと350ルピー(約550円)!!
ヤクと言えば、標高3000m以上のチベットに生息するウシ科の動物で、その毛はカシミアとも並ぶ保温性や軽さが自慢の高級天然繊維ですよ??
こんなに安くて良いのだろうか。
家に帰り、早速その暖かさに驚く。
なんて暖かいんだ!素材そのものが生きて熱を発しているかのようだ。
例えば丸めて太ももの上に置いておくと、その部分だけとっても暖かくて、もう膝の上に猫ちゃんが乗っているような幸せ感。
はぁ…癒される。丸まったストールを撫で続けてしまう。
この子のお陰でもう少し続くインドの冬も暖かく過ごせそうだ。
ちなみにこのマーケットは毎年10月~2月の冬限定で開かれているそう。
15分程度で周りきれるほどの小さめのマーケットではあるが、掘りだしものもあるし
何よりチベットの雰囲気が感じられて楽しい。
外にはチベタンキッチンという食堂があったが、狭くて暗くてローカルすぎたのでちょっと断念。
Chime Yangsan Pemakod Buddhist Winter Woolen Market
定休日なし 9:00~21:00 (Google情報による)
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