スルタンプール国立公園でバードウォッチング
大変ご無沙汰しております。ルビーイヴェールです。
このところ忙しかったのがようやく落ち着いてきたので、ずっと気になっていたブログを再開してみたいと思います。
気まぐれで申し訳ありませんがまたお付き合いいただければ幸いです。
さて、気が付けばもう師走。
デリー近郊もかなり寒くなってきました。
寒い=お出かけ日和。
そう、インドでは涼しくなってきた頃に観光のハイシーズンを迎えます。
今回訪れたのは、野鳥好きの聖地
スルタンプール国立公園 Sultanpur National Park
グルガオンやデリーから1時間程車を走らせるだけで、とんでもない規模の野生の公園が広がっているのです。
この公園は様々な渡り鳥が見られることで有名で、特に冬場は200種類以上の鳥が見られ、100種類以上の渡り鳥がやってくるそうです。
中には遥々ロシアやヨーロッパからヒマラヤ山脈を越えてやってくる種もいるというのだから、鳥って本当にたくましい!と感嘆せずにはいられません。
この日はインド鳥見会というグループに参加させていただきました。
朝の8時に公園に集合すると、すごい靄。
とても幻想的です。
外とはまるで別世界の遊歩道を歩いていくと、早速いました!
ハンマーのような形の珍しい鳥…そして大型の鶴か鷺か…
お察しかと思いますが私、いかんせん鳥に全く詳しくありません。
私を動物に例えると「鳥」と言われることが多いため、鳥には大変な親近感を持ってはいるのですが…
さらにカメラも適当なデジカメで、見ごたえのない写真が続きますがお許しください。
うまく伝わらないのですが、見渡す限り一面の湿地には、本当にたくさんの水鳥たちが。朝ごはんに水中の魚を食べているようです。
キングフィッシャーのブルーがひと際輝いていました。
鵜や、インドトキコウ、ワシなどの大型の鳥もたくさん。
群れからはぐれてしまったのかフラミンゴも1羽だけ見えました。
もう少しするとフラミンゴの群れもやってくるそうです。
フクロウの親子が可愛すぎました。
インドに生息するニルガイという鹿のような顔と馬のような身体を持つ牛もいます。
動きが軽やかで、霧の中でシシガミ様のような神聖な存在感を放っていました。
その他にも、野生化した大きな牛や、時にはヒョウも見られるとか??
それにしてもインド人ガイドさんの知識量と目の良さには驚かされます。
裸眼で遠くの小さな鳥の種類を見分け、さらには雄雌、生後何か月かまで言い当てます。
そんなガイドさん、鳥の専門家として色々な場所でガイドをしているそうなのですが、1番のお勧めはこのスルタンプール国立公園なのだそうです。
なぜなら他の公園だと3日間くらいかけて見られるような鳥の数を、ここだとたったの3時間歩きまわるだけで見ることができるからだそうです。
これってすごいことなんだよ!と語っていました。
確かに、近所でこれだけの鳥が見られるなんて思ってもみませんでした。来るたびに違う鳥が見られるので、ぜひまた訪れたいと思います。
最後にガイドさんに好きな鳥を聞いてみました。
マニアックな名前が挙がるかと思いきや…
孔雀とインコ
だそうです。
意外と普通やないかい!
と心の中でツッコミを入れてその日の観察会を終えました。
≪スルタンプール国立公園≫
7:30~16:30 火曜定休
入場料:40ルピーくらい。別途カメラ持ち込み料がかかります。
IDを求められることがあるようなのでご持参ください。
※個人で行けますが、鳥見会に参加するとより楽しめると思います。
皆さん鳥が大好きで写真も上手、我々素人にも優しく色々教えてくれました。
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