ダシャラーDussehraが不完全燃焼な件
朝晩の気温も下がりだいぶ過ごしやすくなってきたこの時期、皆が楽しみにしているお祭といえばダシャラー。
今年は10月8日(火)にその日を迎えたのだが、このお祭のハイライトは何と言っても巨大な人形を燃やすところ。
昨年の様子をぜひ↓
今年も私の住んでいるマンションでは例年通りイベントが開かれるのというので、とても楽しみにしていた。
がしかし、去年と同じ場所に行ってみても人形が見当たらない。
中庭では特設ステージでイベントが行われ、盛り上がっている音が聞こえる。
もしかして中庭で人形を燃やすのかもと淡い期待を胸に中庭に移動するも、やっぱり人形がみつからない。
たまたま会った知り合いに聞いてみると、どうやら今年はエコフレンドリーのため火は使わないということだった。
環境保護。 確かに冬の大気汚染を少しでも減らせるなら仕方ない。
しかし、なんというか私の心は不完全燃焼…
あの燃え盛る炎は私にとって大晦日のかがり火のような存在で、何となく1年であった嫌な思い出は焼き捨て、また1年を頑張ろうという気にさせてくれるものだった。
たった2年目の私ですらそう思うのだから、多くのインド人もそう思っているのではないだろうか。
ちなみにデリーでは今年もモディ首相がイベントに参加し、盛大に人形を燃やしていた。YouTubeでその様子を見て、まだ普通に行われていたことに安心する。
しかしこうしてお祭も時代や状況と共に形を変えていかねばならないのだなぁとちょっとしんみりした1日だった。
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