箱入りレタスを買ってみた
今週のお題「残暑を乗り切る」
私がインドに来たばかりの頃、フレッシュな葉物野菜のサラダを家で食べるなんて夢のまた夢であった。
冬はまだしも、3月以降暑くなるにつれてどんどん葉物野菜が姿を消していく。暑すぎて育たないのだという。
それに40度を超える暑さの中を普通のトラックで運んできたら、どんな朝採れの野菜だって夕方にはしぼんでしまう。
野菜売り場を見渡しても生では食べる気にならないものばかり。夏場のサラダと言えばきゅうりと酸っぱいトマトばかりの日々だった…
それがどうだろう、たったの1年で野菜の状況はみるみる改善された。
スーパーに行けばいつでもそれなりに良い状態の野菜を買うことができる。まさかあのNEEDS(マンション内の商店)でサラダ用リーフが買えるようになるなんて!
はっきり言ってこれは物凄い進歩だ。
夏でも葉物を作る技術が発達してきたのかもしれないし、輸送状況や保存環境が良くなってきたのかもしれない。
そして私自身も慣れてきて、新鮮な葉物を見つけ出す力がついてきたのかもしれない。
そんな中、近未来野菜というべく箱入りのレタスを買ってみた。
ほほう、何やら立派ではないか。
箱を開けるとフレッシュなレタスが詰まっている。
一つ取り出してみると、一株ごとにビニール入った土に埋まったままの状態だった。
ひゃー、斬新!これなら数日たってもしおれない。
しかも箱の中で成長を続けるというのだから、なんだかかわいい。
土も安全で水はちゃんとRO水(ろ過した水)使用と明記されていた。
さっそくサラダにしてみたら、たしかに新鮮だった。
さっと軽く洗っただけで気軽に食べられる。
ただちょっと味が薄いような?
あまり太陽に当たっていない工場野菜って感じがしないでもない…。
それでもインドで新鮮野菜が手に入るなんてありがたい!残暑を乗り切るために活用していきたい。
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