服を作ってみたい!ネループレイスで生地選び
インド在住奥様たちの楽しみの一つと言えば、生地から服を仕立てることではないかと思う。
ファブリック天国のインドでは様々な生地が売られており、それを安く縫ってくれるお針子さんも山ほどいる。
デリー近郊で布屋街として有名なネループレイスに行ってきた。
ネループレイスはIT関連のものも充実していて、別名「デリーの秋葉原」なんて呼ばれているが、私はぜひともデリーの「日暮里繊維街」と名付けたい。
生地屋に行く前から何を作ろうかとわくわく。
初心者なので、まずは気に入っているワンピースのコピーを作ることした。生地がどれくらい必要なのかわからないので、それを着て行って、これを作るのに必要な分をくださいということにしよう。
まずは最も有名であろうこちらのお店HP SINGHからスタート。
中に入ると豪華な受付。地下から、3Fまでぎっしり生地だらけ。
お目当てのコットンは確か最上階にあったと思う。
生地選びも初心者には難しい。
気に入った柄でも顔に合わせるとしっくりこなかったり、布の面積で与える印象が変わってくるのだ。
あれやこれやと悩み、いくつかの生地に決める。
店員に確認したところ、長めのワンピースでは2.5m必要だとわかった。
購入時は、生地の長さが本当にあっているか要確認。2.5mと言っておきながら実際2.2mくらいしかなくてやられた!なんてこともあるそうだ。
生地をカットしてもらったら、伝票を受け取り1Fのカウンターでお支払いという流れ。
他のお店も見て回る。
HP SINGHの並びのお店(名前忘れました…)はインドのブロックプリントが豊富だった。
Shaanというお店はインド綿が安く1m100ルピー程度。
素朴な柄が多くて私好みだった。店主さんがマシンガントークで色々出してきてくれる。
TASSEL&TRIMというお店はビルの2階にあり。
タッセルやベルなどかわいいものがいっぱいで、クリスマス時期にまた来たい。
路上耳かきやも発見。興味のある方はどうぞ。
いろいろまわって今回は4枚の生地を購入した。
友人からはインドっていうか、アフリカっぽくない?!と指摘が。
家に着き、改めて鏡の前で布を当ててみたが…
な、なんか違うΣ( ̄ロ ̄lll) たしかに1人アフリカだ。
これがワンピースになったとして本当に着るか?と自問自答せずにはいられない。
店で見たときは良いと思ったんだけどなぁ。
生地選びは思っていた以上に難しい。
周りのマダムたちは簡単に素敵な服を作っているようだけど、実はすごい想像力とセンスが試されるということがよくわかった。
でも楽しいので懲りずにまたチャレンジしたい。
仕立てのお話はまた次回…
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