インド最強のホットドックを探して~老舗肉屋PIGPO
私は家で食べるホットドッグが大好きである。
何ならデトロイト風にコニードッグと言ってしまうくらい好きだ。
ジョンソンビルのソーセージに超熟ロールという組み合わせが最高のコンビネーションだと思っていたが、インドではどちらも手に入らない。
そこで試行錯誤の上、最終的にたどり着いたおすすめのコンビをご紹介したい。
まずはソーセージ。
インドのスーパーにも普通に売られているのだが、正直あまりおいしくない。
基本チキンソーセージが主で、たまにポークがあったかと思えば原材料にチキンが混ざっており、アメリカの安いホットドックの味というか、(私の勝手なイメージだが)ホットドック大食い大会で出されそうな味というか… 少し残念な味がする。しかも値段は結構高い。
しかし、ここのソーセージは断トツに美味しい。
その名もデリーの老舗肉屋PIGPO
餅は餅屋!ソーセージは肉屋だ!
私はボイル焼きという手法を用いている。
始めに少量の水でボイルしつつ、水が蒸発したらそのまま皮に軽く焦げ目がつくくらいに焼く。
すると中はジューシーで、外側がパリパリのソーセージになる。
PIGPOではチキンはもちろん豚肉の塊なんかも買うことができる、日本人にはありがたいお店だ。
この店のベーコンも絶品。
肉厚で食べ応えばっちり。1枚で満足できる。
なお、PIGPOまで買いに行く余裕がない時は、そのへんでよく見かける
La Carne Cutsのチキンチョリソーがお勧め。
ピリリと辛いので、スパイシーチリドッグ風になる。
続いて相方のパン。
侮るなかれ、パンの質がホットドッグの味を左右する。
インドは圧倒的にパンがまずい。
1個食べてみて、どうしても我慢できず、残りは仕方なくフレンチトーストにして消費したことが何度かある。
そしてわかったのが、プレーンではなく穀物入りのパンを選ぶと良いということ。
例えばこちらle marcheで売られているこのパン。
穀物が、パン自体の味気なさや歯ごたえのなさをかなりカバーしてくれる。
一度パンを丸焦げにしてしまい、焦げの部分を払って食べたらスモーキーでとても美味しかった。が、健康に悪いのでそれはやめておいた方が良いだろう…
ということで、今のところインド最強のホットドッグは
PIGPOのソーセージと穀物パンのコンビに決定!
ホットドッグ好きじゃなくてもここの肉屋は一度行く価値あり。
PIGPO
Shop No. 9, Jor Bagh Market, Near, Lodhi Rd, Jor Bagh, New Delhi, Delhi 110003
営業時間 12:00~19:30