インド好きでも許せないことはある!最近腹が立ったこと
最近最も腹が立ったことを書かせていただきたい。
インディラガンディー国際空港の入国審査での出来事だ。
先日朝の4時過ぎに旅先からデリーに戻ると、入国審査は長蛇の列だった。
もちろんビジネスクラスのカウンターに行けるなら良いが、エコノミークラスの私はForeign Passport Holderの列に並んだ。
いくつかカウンターはあるが、審査官はその半分しかおらず、半分はクローズされている状態。
手前はいっぱいなので、一番奥の比較的短い列についた。
その隣は、はっきり覚えていないが国内居住者用か何かのカウンターが2つあり、全く客がいないにも関わらず2人も審査官がいて、ただボーっとしている。
暇ならこっちのカウンター開ければいいのに、と心の中で毒づきながら待つ。
ようやく次の番になった時に、審査官が
「このカウンターは閉めるから隣に行け」
と言う。
ああん?!(怒)と思ったが、仕方なくそのまま隣のカウンターに行くと、
今度はそこの審査官が
「お前、横入りするな。俺はこっちの列に並んでいる客しか見ないんだ。」
「いやいや、隣の審査官がこっち行くように指示したから来たので横入りではない。文句があるなら隣の審査官に言って」
と反論するも、審査官どうしヒンディー語で何かを話し、
結局もともと並んでいた列の審査官が
「とにかく俺はもう手続きしねーから、お前らはあっちの列の後ろに並び直せ」
と言って奥に消えていった。
はー?!ここまで並んでたのにまた並び直せだと?!
以前も他の人がこのような状況になっているのを見たことがある。
私も運が悪かっただけかもしれないが、英語がもっと流暢だったら状況は違ったのではと思うと非常に悔しい!!
そして近くのインド国籍用カウンターでも事件が。
どうやら審査官とお客が揉めているようで、どなり合う声が聞こえる。
すると先程奥に消えた嫌な審査官をはじめ、もの凄い数の職員がその場に駆け付けた。皆チャイを片手にニヤニヤしながら野次馬根性丸出しで見に行っている。
揉めたお客(若い男性)は職員数名に取り押さえられ、奥に連れて行かれた。
そして、野次馬職員達もさーっとどこかに消えた。
そんなに職員いるなら、カウンターの人員増やせやっ!(心の声)
結局他の列に並び直したのだが、待っている間、イミグレカウンター越しに見える免税店ではサンタクロースの恰好をした人が陽気に笑顔を振りまいている。
こちら側の殺伐とした雰囲気とはあまりに対照的でシュールな光景だった。
今回一つ学んだことは、審査官が1人しかない列には並ばないことだ。
その人が急にいなくなる恐れがあるからだ。
そして、これはインドだけではなく他の国でも起こりえることを肝に銘じておきたい。
イミグレが接客業ではないとはいえ、もう少しハッピーな気持ちで入国させてくれればいいのになぁ