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ケララ・バックウォーターツアーでGod's Own Countryの真髄を見た! 後編

 

昨日に続き、ケララのバックウォーターツアーの様子をご紹介したい。

今回選んだspice coast cruiseの良い点は、他の船が入らないような狭い水路にも行ってくれること。

狭い水路の方が、よりジャングルクルーズ気分が味わえる。

途中天候が変わり、雨や落雷もあったが、ボートは屋根付きで、雨漏りもしないので安心だ。 

ボートにはベッドルームや屋根付きのラウンジもあり、キャンピングカーの船バージョンといったところ。

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デッキではお茶を飲んだり本を読んだり、まさに至福の一言。

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ベッドルームは広くはないがエアコン付きで、夜には蚊帳もおろしてくれる。トイレ・シャワー完備で、なんとお湯も出る!

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食事は昼夜朝の3回。それに、ティータイムの軽食。

お茶やコーヒーもよく出してくれた。

私も主人もお酒は飲まないのだが、お酒好きの人は自分で買って持ち込むそうだ。

心地よい風を受けながら飲むビールは、本当に最高!らしい

 

船の上で調理されたとは思えない程、美味しい南インド料理が楽しめる。

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狭いキッチンではコックさんが腕を振るう。

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夕暮れ前に、船着き場に停泊。

この日は曇っていたが、雲の下から地平線に沈む夕陽を拝むことができた。

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空気の悪いデリー地区では考えられないとても貴重な光景!

(デリーの夕日については過去記事参照)

 

さて、日が沈むとディナータイムだが、同時に蚊との戦いが始まる。

食事をするラウンジにも一応蚊よけのネットは降ろしてくれるのだが、船の構造上、蚊は入りたい放題。蚊よけスプレーをかけまくる。

 

船上ではとくにやることもなく、この大自然の中でスマホを見る気も失せるので、早めに就寝。

日によっては星空がキレイなのだと思うが、この日は曇りのため断念。

 

翌朝、6時に起床して日の出に備える。

残念ながらひきつづき曇りのため、日の出は見られず。

しかし、東の空が徐々に白んでいき、雲がピンク色に染まっていく様子は息をのむほど美しかった。

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西の空には輝く月。

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鳥の鳴き声や水音が時折聞こえるだけの静寂に包まれた世界。

ケララGod's own coutry 神の恵みの豊かな国と呼ばれるが、この景色を見て、その言葉の意味を深く理解することができた。

 

8時半に再び出航すると、地元の漁師たちが貝を採っている最中だった。

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本当になごり惜しいが、クルーズも終わりに近づく。

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これから5か月程は観光シーズンが続くため、彼らは毎日働くそうだ。

 

9時過ぎには船着き場に戻って終了となる。

約21時間のクルーズは、本当にあっという間で、まだまだ乗っていたいと思った。

 

今までケララではフォートコーチン、ビーチリゾート、アーユルヴェーダ施設などを巡ったが、何が1番良かったかと聞かれたら、私は断然バックウォーターツアーだと答える。

絶対に後悔しないと思うので、南インドに訪れた際はぜひとも、この楽園を体験してみてもらいたい。

 

Spice Coast Cruise 

https://www.cghearth.com/Spice-Coast-Cruises

 

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