インドお風呂事情 意外と寒いインドの冬を乗り切る私の温活法
朝晩涼しくなってきてインドでも何となく秋を感じるこの頃。
今無性に恋しいのが日本のお風呂。あぁ、湯舟にゆっくり浸かりたい…
インドでは、ギザと呼ばれる外付けの湯沸かし器を使ってお湯を作っている。
↓こちらが我が家のギザ。(ハトの糞やらでかなり汚くて恐縮です…)
このギザの中のお湯を使い切るとお湯が出なくなる。
冬場の寒い時期には10分もしないうちにお湯がなくなるので、こちらに来てからシャワー時間が大幅に短縮された。
いつでも好きな時に、好きな温度でいくらでもお湯が出せる日本の給湯システムのすごさを改めて感じたものだ。
一応バスタブもある。
しかし、ここにお湯を入れるとそれだけでお湯がなくなるので、身体を洗う時は別のシャワールームまで移動することになる。(ギザはシャワールームごとにあるため)
いそいそと裸で部屋中を行き来する主人を見て、
私は入らなくていいやと思った。
ちなみにインドでよく見かける路上生活者の場合、外で共有の水汲み場と思わしき場所で水浴びしているようだ。冬はかなりの寒さだろう。
またホテルであっても、安いところではお湯が出なかったり、お湯の出る時間が限られているそうだ。
よってインドではシャワーからお湯が出るだけでもありがたいと思うことにしている。
しかし、そうは言っても私はかなりの冷え性。
ここニューデリー近郊でも、1月は明け方5℃前後になるほど寒かった。
ひんやりとした床の大理石が寒さを倍増させる。
来たばかり頃は足が冷たくて寝られないとか、ずっと体の芯が冷えている気がする、ということがよくあったが、徐々にグッズを揃え、最終的にたどりついた私の温活方法がこれだ。
まずは足湯。
インドで買った桶。入浴剤を入れさらに保温性をアップ。
そして腰やお腹には、蒸しタオル。
これは濡らしたタオルをレンジで温めるという簡単なもの。
冷めやすいので厚め、または大きめのタオルを使うと長持ちする。
寝る直前には、日本から持ってきためぐりズム。
ネック&足首ウォーマーをしておやすみなさい…
さらに真冬は湯たんぽを使うことも。
私は日本から持ってきたが、インドの薬局でも売られているようだ。
はぁ…これで湯舟に浸からなくても、安心してぐっすり寝られる。
とまぁ、ずいぶん季節を先取りした内容を書いてしまったが、こちらはまだまだ連日の30℃超え。暑い暑い。
久しぶりにこれから寒くなるのが少し楽しみでもある。