「話す力」がありすぎるインド人
インド人は自己主張が激しく議論好きだと言われる。
国連総会の歴代最も長いスピーチは、インドのクリシュナ・メノン国連大使によるもので、合計8時間も続いたそうだ。
しかも、スピーチの最中に疲労で倒れたメノン氏は途中で病院に運ばれたが、病院から戻った後も医師の付き添いの下、さらに1時間話し続けたという…
それだけ自己主張できるのだから、ディベートも大得意。
TVでも頻繁にディベート形式の番組を目にする。
ある時は6人で…
またある時は9人で!
しかも全員が同じ場所にいて話しているのではなく、それぞれが別の場所にいて、中継で1つの画面に映っているだけ。
各々が大声で自分の主張を繰り広げるので、全くまとまらず、テレビからはギャーギャーと騒ぐ声しか聞こえない…
朝まで生テレビなんてかわいいもんだと思ってしまう。
先日この状況を肌で感じたことがあったのが、ヨガのビギナーズクラスをインド人に混ざって受講した時のこと。
10名程の受講者のうち、私と主人以外は全員インド人であった。
先生がヨガの概念について説明し、最後に質疑応答の時間が設けられると、もうインド人からの質問が止まらない。
そんなことウェブサイトでも見ればわかるのに、と思うようなことでも延々と質問し、自分の意見を話し続ける。
終了予定時刻が過ぎても一向にとどまる気配はなく、どこまで続くのかと不安になった程。
一方、我々日本人は一言も話さずに終わった…
なんというかその状況にお腹いっぱいで、ただたださっさと終わってほしかった。
よく国際会議で言われることに次のような話がある。
「国際会議で2つ難しい事がある。」
1つは「インド人を黙らせる事」もう1つは「日本人を喋らせること」
あのヨガのクラスは、まさに国際会議の縮図であった。
私も日本人としてもっと頑張らないとな…
日々インド人と働く日本人の皆様は苦労なさっていることだろう。
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