Day4 ケララでアーユルヴェーダ体験 ~下剤治療でデトックス
今日はいよいよ下剤の日。体内の毒素を全部出しきるvireshanamヴィレーチャナと呼ばれる治療だ。とにかく出すことに専念するため、朝ヨガも食事もトリートメントもなし。
そんな4日目の状況。
6:10 下剤服用
まずは血圧と脈を図り、その後下剤を服用。下剤は茶色い液体で、甘くシナモンのような風味が効いている。コップ一杯半を一気に飲み干す。
これから30分間、寝てはいけないし、運動もいけない。ただ何もせずに待つ。
6:45 白湯を飲みはじめる。
コップに半分程度を15分おきに飲むように言われる。
このあたりからトイレに行き始める。あとはもうトイレとベッドの往復。2時間で5,6回はトイレに行った。途中腹痛と同時に吐き気も感じたが、時間が経つとともに収まっていった。
その間も相変わらず色々な人が訪ねてくる。
掃除の人もニヤニヤしながら、トイレットペーパー多めに置いていくから!と出て行った。
私は短期治療のため、比較的弱い下剤が処方されたようなのだが、効き目はばっちり。
しかし身体は疲れるようで何もやる気が起こらない。ケータイ片手に寝転がって過ごす。
12:30 お粥攻め
大きめのカップに入ったお粥が運ばれてきた。
食欲がないので飲まずにいたら、そのあと来たドクターに飲まないと回復しないと言われ頑張って飲む。
すると、すぐに2回目のお粥が届けられた…
昨晩と同じタイプ。
昨日はカレー味で喜んでいたのに、今日は身体が受け付けない。身体が弱るとやはりシンプルな味でないと厳しいものだ…
量も多く1/3程度しか食べられなかった。
15:00 ヨガイベント
この日は国際ヨガの日。施設でもイベントが行われた。
参加者は全部で30名ほど、宿泊者と従業員が混ざっているのが良かった。
初めにヨガについての説明があり、簡単なポーズをみんなでやる。
最後に先生が大技を披露してくださったのだが、この先生、やっぱり只者ではなかった。
おそらく5分間程の実演であったが、次々と難しいポーズを繰り出していく姿に皆感動。
私の下手な写真ではどんなポーズなのかわからないかもしれないが、実際見ていてもどうなってるのか説明できない程である。もちろん写真にはない様々なポーズをキメていた。
そして沸き起こる拍手。これだけ凄いなら、フジロックのステージにでも出てもらいたい。大いに盛り上がること請け合いだ。
イベントが終わる頃にはすっかり体調も回復し、かなりお腹もすいてきた。しかし夕食はまたお粥。早く別のものが食べたい…
◎3日目を振り返って◎
昨日はかなりビビっていた下剤も、終わってみればそこまで怖がる程ではなかった。 数時間は大変だが、身体が軽くなった気がする。
そしてそれ以上に、今日のヨガの先生の技が脳裏に焼き付いて離れない。先生は15年以上の修行を積まれているそうだ。すっかりファンになってしまった。土日は朝のヨガと瞑想のクラスがお休みなんて寂しすぎる。