ラダック 行くならここに注意を!
昨日お伝えしたラダック、いくら手軽に行ける秘境と言えど、標高3500メールに位置するため、それなりの準備が必要だ。
ラダックについてはこちら
まずは、高地順応について。
レー空港は軍事空港であり、午前中しか民間機の離発着が許可されていないため、早朝にデリーを出発、午前中にはレー空港に到着後、そのまま宿泊先で休養をとるというパターンが多い。
ホテルに着くとすぐに眠気が襲ってくるが、そのまま寝てしまうのは良くない。睡眠中は呼吸が浅くなるため、高山病を誘発しやすくなるというのだ。
とは言え、朝5時に家を出発したので我々も眠くて仕方なかった。
主人と2人、雪山で遭難したと想像し
寝るなーー!!ここで寝たら死ぬぞーー!
と、ほっぺたをペシペシ叩くなどして励ましあっていたが、結局気づくと2人とも寝ていた…
まぁ30分程度だったので、睡眠不足を補うには良かったかもしれない。
ここが雪山でなくで良かった。
またガイドからは、高地は乾燥しているのでとにかく水分を取るようにと言われた。
人間は標高に合わせた水が必要で、標高500メートルなら500mlの水分で良いが、3500メートルなら3.5リットルは飲んだ方が良いという。
お茶でもスープでも良いのでとにかく水分をとるように心掛けた。
ホテルで飲んだコーンスープとハニージンジャーティー。
食欲がなくてもこれなら食べやすい。温まるし元気をもらえた。
次に、防寒対策について。
とにかくここは寒暖差が激しい。5月上旬でも朝晩は0度近くまで冷え込むし、昼間は20度を超える。
ヒートテックの長袖Tシャツにセーター、ダウン、タイツといった真冬の装備でも、朝晩は十分だった。昼間暑ければ脱げばいい。日焼け止めもあったほうがいいと思う。
この辺の情報については、下記旅行会社のサイトがわかりやすかったので、リンクしておく。(この会社は現在休業中のようです)
Mother Earth tours & travels - ラダックへのご旅行に際して
そして意外な盲点、チューブものは要注意だ。
気圧の関係で、ふたを開けると中身が勝手ににょろにょろと飛び出し、延々と出続けることになる。
乾燥がきついのでハンドクリームやリップクリームは必須だが、チューブではなく固形のものをお勧めする。私はロクシタンのシアクリームが役立った。
最後に、高山病に効くとされる薬、ダイアモックス。
日本で買うと高いが、デリー空港内の薬局で簡単に手に入る。値段も15錠で約60ルピー 約100円という破格のお値段。
私はお守りとしてもっているだけにしたが、どうしても心配な方は購入すると良いと思う。
以上、参考までに私の経験を。
高山病は個人差があり、またその時の体調によってもかなり変わってくるので、実際に行かれる方はしっかり下調べをお願いします!
これから9月の終わりまで観光のピークシーズンを迎えるラダック。
次回はパンゴンツォーという湖の方にも行きたい