インド滞在 1500days!! 

インドの魅力を現地リポート中

インドの歯医者に行ってみた The dental roots @グルガオン

 

来て1か月も経たないうちに早速歯医者に行く羽目になった…

 うがいをするため水を口に含むと奥歯がキーンと痛むのだ。

 

 この症状は日本にいるときからあり、念のため歯医者に行ったのだが、行ったのが出国数日前だったということもあり、時間もないし、レントゲン見る限りそんなにひどくないから半年後の帰国時にじっくり直そうということになったのだが…

 

 インドの歯医者と言えば、すぐに抜く

結局日本に帰ってからやり直す人も多いと聞いていた。

 

なのでできれば行きたくない(泣)

 

しかし何もない時も痛むようになり、気になって仕方がない。

 そしてこの度、意を決してインドで歯医者に行くことにしたのである。

  

 幸い主人の会社にWellbeというサービスがあり、日本語通訳さんが付き添ってくれる。まずはwellbeに電話を掛け、歯医者に行きたい旨を伝えると、私に代わって予約をしてくれるという流れだ。

 

 自分で選んだ病院を指定することもできるらしく、あちゃナビ(在インド邦人向けポータルサイト)に出ていたガンジー先生のいるdelih dental centreを指定してみた。

ガンジー先生なんて名前が良いし!

 

 しかし、そこはwellbeの提携病院ではないそうで、予約はするが通訳の付き添いはないという。

 病院という危機的状況で英語しか通じなかったらどうなるだろうか…

 私の場合まだまだ英語力が足りないので、難しいことを言われてもよくわからず、なんでもイエスと言ってしまいそうだ…

 

 

 

wellbeのおすすめは何と言っても

デンタルルーツ!!

最高の設備とスタッフがそろっています!絶対そこにしたほうがいいです!

とインドなまりの女性が強くおすすめしてくれるので、結局そこに行くことにした。

 

  サウスポイントモールにほど近い場所にある、デンタルルーツ。

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 一面ガラス張りで、ピカピカに磨かれた床と受付。

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 ここの受付で、名前を告げると、受付用紙を渡され必要事項を記入する。

 

その間にオタク風のインド人男性が日本語で話しかけてくれた。

wellbeから派遣された日本語通訳さんだった。

 

記入が終わると靴にビニールカバーをするように言われる。

 

受付横のマシンに足をのせるとビニールが足型にシュリンクされるという優れもの。

 

インドの歯医者、なかなか衛生管理ができている風。

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 靴にカバーをし、しばし待つ。

 

 

ピコ ピコ ピコ

待合室に響き渡るゲーム音。 

  

音の主は、wellbeの日本語通訳さん…やっぱオタクか。

 

 10分ほど待つと中の治療室に通された。

  

9畳程の広いガラス張りの個室が3つある。

個室1つにつき治療椅子も1つ。

 

非常に開放感のある治療室である。

 

設備も新しく日本のもとの見劣りしない。

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 椅子に座ると先生がにこやかに挨拶してくれる。

 40代くらいの風格のある男性。おそらく院長ではないかと思われる。

 奥歯が染みる旨を伝えると、さっそく見てみましょうということに。

 先生曰く、歯の根元が少し削れているので、ここを埋めましょうとのこと。

 

ほんの数分の治療をし、うがいをするように言われる。

 

うがい用のコップの中にはなぜか大量のが入っていて

このキンキンに冷えた水でしみないか

というチャレンジらしい。

 

 

すみません、まだしみます…

 

 

 次はレントゲンをとることに。

 

椅子に座ったまま、一眼レフカメラのようなものをあてるだけでレントゲンがとれるらしい。

 随所に見せるハイテクぶり。あれあれ、インドの歯医者いいんじゃないか?

 撮った画像はすぐに近くのモニターに映し出され、先生が助手さんたちに指示を出す。

 助手さんたちが二人で私の口の中をいじり始めた。

 

ついに恐怖のドリル、ウイーンっていうやつが動き出した。

 

削ってる、奥歯削ってるーー

 

恐怖に慄きながらも、痛かったらアピールしなきゃと必死で通訳を探すが、彼はゲームに夢中で全然こっちなど見ていない。 

 

それでも治療中痛みはなく、5分ほどで完了。

日本の歯医者でも嗅いだことのある匂いの液体を塗布されて終わった。ほっ

 

ただ、その5分間ほとんど唾液を吸い取ってもらえなかった。

私の口の中は洪水のようになって溺れかけたが、何としてもこの唾液は飲むまいと頑張った。

  

最後に院長先生と面談。

 レントゲンの画像を見せながらこう語った。

 

このかぶせ物の脇にある黒い部分が虫歯。

神経に近いところにあるからしみるんだ。

今日は虫歯が治る薬を塗ったから、2週間様子をみよう。

これでだめなら次は神経抜くから。 

 

 

し、しんけいぬく?

 

神経を抜く、という言葉が恐ろしくて耳を疑った。

 

聞こえなかったふりをしてもう一度通訳の顔を見た。

 

しかし彼はやっぱり笑顔で、

先生が神経を抜くと言ってます、と言った。

 

 

まずは2週間様子を見るように言われたので、それに従おう…

虫歯が治る薬なんて聞いたことがないが、もし本当にそうなら夢のようだ…

このインクレディブル インディアならそんな薬もあるのかも!

あはは、やっぱりインドってすごいやーー

 

取りあえず私の初の歯医者はそうして終わった。

 

その後はお湯はしみなくなったが、水ではまだしみる。

 

追って2週間後の状況をまたレポートしたいと思う。

 

 

 

◎ま と め

デンタルツールは、設備も整っており、清潔で、先生の腕も悪くないと思います。

ただし、私のように虫歯が進行すると、遠慮なく神経を抜くようなので

できるだけ早い段階で診てもらうことをお勧めします。

 

また、受付でbillを渡されたら、その場で内容を確認しましょう。

私は全然関係のない5歳児のものが封筒に入っており

帰ってから気づいて、再発行してもらいに行くはめになりました(涙) 

 

 

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 rubyhiver.hateblo.jp