インド滞在 1500days!! 

インドの魅力を現地リポート中

インドの警察署に行ってみた 

 

インドのPOLICEにやってきた。

捕まったわけでも、被害にあったわけでもない。

 
正確には警察の敷地内にあるFRRO(外国人登録局)にやってきた。

先日大使館で入手した婚姻証明書を持って、
今度は外国人登録の申請に来たのだ。
 
 
インド国内に居住するには必ず申請が必要なのだが、不慣れな日本人には難しいため、今回は旦那の会社の人事担当 インド人女性(以降メガネ女子とする)が同行してくれることになった。
 
 
POLICEには14時頃到着。
 
メガネ女子に連れられ、中に入る。
 
受付には誰もいない。お昼休みのようだ。
 
ようやく、オフィサーらしき人がやってきて机に座ると、みな一斉に机の周りを取り囲む。
 
列はあるんだかないんだか…
我らがメガネ女子もおじさんたちに混じって頑張っている。
 
 
メガネ女子がニコやかに「64番」の番号札を持って戻ってきた。
 
 
さっそく部屋のモニターには53と映し出される。
いよいよ始まったようだ。
 
53は隣の男性。
 
呼ばれて隣の部屋に行ったきり。
10分以上かかってようやく戻ってきた。
 
今53で、1人10分かかるとして、64だとかなり時間がかかりそう…
少しがっかりして待っていると
モニターの番号が54に変わった。
 
 
すると5秒も待たないうちに、56、そして57へと変わる。
どんどん変わる。
少しでも遅れたら容赦なく次に進むシステムらしく、日本のようにいちいち番号を2回呼び出したりしない。
 
いっきに59まで進んだ!
 
そこでまた15分以上ストップ。
 
その後も秒速呼び出しとストップを繰り返し、62になる。
 
いよいよ次の次、と思ったらもう63、そして64に変わった。
 
キターーー!
 
が、もう65!?
 
メガネ女子が慌てて隣の部屋に走り出す。
 
 
どうやら間に合ったようで、数分後、書類を持って戻ってきた。
 
渡された書類にサインをしようとするが、ペンのインクが出ない。
 
すると、すかさず隣のインド人男性がペンを貸してくれた!
 
以前インド旅行した際は、ペンというものはあくまで貸すもので、貸してもらえるものでないと学んでいたので、この一件だけでインドの急成長ぶりを垣間見た気がした…
 
 
その後、隣の部屋にまた書類を提出に行ったメガネ女子
私たちを手招きで呼んでいる。
 
部屋に入ると、机の上には無造作に置かれた申請者全員分のパスポートと書類…
その机にまだ人だかりができている。
 
あまりにオープンな状況、個人情報とか気にしないよね
 
オフィサーが私のパスポートをつかむ。
 
メガネ女子が彼女のです!と私を指差し、申告。
 
私も人越しに、私、私と必死で顔を出してアピール。
 
パスポートのこぎれいな写真と実物が結構違うからだろうか…
私とパスポートをいぶかしげに見比べている。
 
無言でパスポートと書類を返却された。
 
無事通過らしい。
 
結局1時間くらいかかったが
晴れて私もインドへの在留資格を得たのであった。
 
それにしてもたいしたことは全くしていないのだが、なぜだろう
のすごい達成感!!
 
メガネ女子も同じだったようで、最後は堅い握手をして別れた。
日印メガネ女子同盟、ここに誕生
 
なんだかいいなぁ…
私もインド人の同僚に囲まれて働いてみたくなった。