インド滞在 1500days!! 

インドの魅力を現地リポート中

いざ!インドへ!!

ついにこの日がやってきた。ずっと憧れていたインド生活の始まりだ。

飛行機が夕暮れ時のデリー、インディラーガンディー国際空港に降りたつ。

靄がかかって、赤く仄暗いセピア色の景色が異国情緒を掻き立てる。

タラップに降りると、ムアっとした空気と独特の匂い。

わぁぁ、インドだー!!不安と期待でドキドキニヤニヤが止まらない。

これからどんなことが待ち受けているのだろう。

つらいことや危険な目にも合うかもしれない。

でもアラフォーで会社も辞めてきた、帰る家もない、私はもう後戻りはできないのだ。

どんな困難が待ち受けていようとも、インドに骨を埋めるつもりで頑張るっ!

 

 

と、大げさに言ってみたものの、私はただ旦那の転勤に同伴しただけのぬるま湯生活…

専属ドライバーがついてくれるし、マンションもオートロック付きの高層階で見晴らし抜群、ハウスキーパーが毎日掃除もベッドメイクしれくれるし、ビザの関係で仕事もできない…

これで危険や困難なんて言っていたらインドで暮らす皆様に申し訳ない。

 

 

それでもインド好きには変わりない。

特に旦那はインドが大好きで、大学時代に訪れて以来5,6回は来ていた。会社でつらいことがあった時も、転職した時も、気分転換にも、ことあるごとにインドに来ていた。第3の故郷だ。

よって、この度インド勤務を命ぜられたときは、2人して飛び上がって喜んだ。

 

私は7年程前に一度訪れたことがあるだけだが、そこですっかりインドに魅了されてしまった。

 

~当時の私の旅日記~

とにかくインドは面白かった。車線関係なし。高速道路でも対向車や牛が来る。尋常じゃない過積載。水しか出ないシャワー。質素なファーストクラスの寝台列車がやっぱりファーストクラスなんだと思い知らされたり、2等車にいるゴキやねずみ、トイレは覗くと線路が見える。夕日は霧のせいで銀色に輝き、朝日も水平線よりももっと上で初めて顔を出す。ガンジス河で元旦に一瞬だけ現れた朝日に感謝。人人人、犬、牛、豚、イノシシ、100メートルおきのたちしょん、野グ〇、常に渋滞の道とクラクション。

大晦日と年始とはとても思えなかった。元日から洗濯屋さんはいつもと全く変わらぬ顔でガンジス河と向き合っていた。この人たちはいつどんな日も何があってもこうして何も言わずただひたすらに働くんだな。街もそうだった。みんなみんな休まず毎日同じようにエネルギッシュに生きていた。ものすごくパワーをもらった気がする。

 

 

インドは、行くと好きと嫌いが分かれる国と言われる。

私は幸い前者の方だが、住んでみるとまた違うのかもしれない。

 

ということで、これからインドの良いところや面白いところ、はたまた残念なところをたくさん紹介していきたいと思う。

紹介といっても、私もわからないことだらけなので、わからないことは疑問という形で記していく。

暮らしていく中でこの疑問が解けていけばいいと思っている。

 また、タイトルの1500日は、4年の任期を想定して付けたものであり、実際はどうなるかわからない。

ただ、確実にインド滞在1日目はスタートしたのである。