インド産あきたこまちに大満足
今週のお題「2019年買ってよかったもの」
最近日本からの荷物がスムーズに届かないという噂を聞いていた。送付制度等で食品を頼んでも、税関で止められてかなり時間がかかるというのだ。
なので我が家も少し早めに、お米が最後の1袋切ったらすぐに発注した。
しかし案の定税関でひっかかり、3週間経っても届かない。
普段和食が多く、主人がおにぎりを持っていっているので、お米はやっぱり日本のものが良い。
何とかインドのお米を買わずに済ませたいと思っていたが、とうとうお米がつきてしまった… まさに兵糧攻め。
むむ、致し方あるまい。
ここは久しぶりに大和屋に行って国宝でも手に入れようではないか。
(時代劇みたいになっていますが、大和屋という日本食材屋さんも、国宝という名のお米も実際にあり)
まず、大和屋の場所が11月から変わったようなので、新しい住所を調べていく。
なかなか渋いビル。本当にこんなところにあるのかと不安になりながら行くと2F(日本でいう3F)にあった。そこだけ明るくて綺麗だ。
この日、目当ての国宝はなかったが、アラハバード産のあきたこまちがあった。
このアイガモ農法の有機日本米は、インド在住日本人には結構知られた存在のようだが、私は試したことがなかった。
これを機に試してみる。
おいしい!
初回こそ水の量が足りなくて少しパサついた感じがしたが、2回目から水を多めにして炊くと普通に美味しい。
若干米の粒が小さいが、甘みもあって、主人曰くおにぎりにしても全然大丈夫だという。
特にブログに書こうとは思っていなかったのだが、一袋食べ終えてこれはお勧めしたい!と思い、今更ながら空っぽの袋を撮る…
どうやらこのお米、日本人専門家がインド人農家に指導をして作っているものらしい。
代表の三浦さんは北海道赤平出身。もうそれだけで道産子としては琴線に触れる。
初めは手間がかかる日本風のやり方に離脱する農家も多かったが、日本米を作れば倍以上の値段で売れるので子供にも良い教育を受けさせることができると地元の農家からも喜ばれているそうだ。
このお米を食べれば、インド人農家の収入になると思えばますます応援したくなる。
値段も2kgで1000円未満。これで有機米が買えるなら十分だ。
その後ようやく日本からの送付荷物が届いたが、今度からこのインド産のお米に乗り換えていこうかと思う。
お米の他にもお味噌やお醤油、ソーセージなんかもあるようなのでゆくゆく試してみたい。
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香り高き国インドのニオイについて
はてなブログの特別お題「すごいニオイ」がふと目に入った。
すごいニオイ… と言えばインドでしょ!!
ということで今日はインドのニオイについて書かせていただきたい。
インドに来ると、ニオイを意識せずに生きることは不可能だ。
空港に着き一歩飛行機を降りた瞬間から「うわぁ、インドの匂いだぁ!!」と感じずにはいられない。
スパイスのような埃っぽいような、古く、すえた匂い。(嫌いじゃない)
時には光化学スモッグの明らかに人体によろしくない匂いがすることも。(これはダメ)
そこから街へ繰り出すと、今度は人の体臭やら動物やらゴミやら食べものやらで、次から次へと匂いが押し寄せてくる。
眠っていた嗅覚がガツンと叩き起こされたようで、大変なんだけど、なんだかドキドキワクワクしてしまう。
匂いが旅の思い出を作ると言っても過言でない。
とはいえ、例えインドであろうと日常においては匂いを意識することは少ない。
家や車の中はもちろん、スーパーやモールに行ってもさほど臭いは感じない。
唯一の思い出はキッチンの修理に来た業者の足が臭すぎて、同じ空間にいることができなかったことくらいだろうか。
キッチンで行われいる修理の様子を見届けようと思ったが、たまらず退散してしまった… あれほどの悪臭を嗅いだことはないかもしれない。
一方良いニオイと言えば、高級ホテル。
タージだったか、オベロイだったか、入った瞬間からジャスミンの香りがしていてとてもリラックスできた。
以前の記事に書いたウダイプルにあるタージレイクパレスに宿泊した際も、すごく上品な良い香りがしていた。
そして誕生日の記念にとホテルからプレゼントされたのはこちらのお香。
「このホテルも同じものを使っていて、家でも香りをかぐたびにこのホテルを思い出して欲しいのです。」
なんて粋な計らいをしてくれた。
たしかにすごーく良い匂いがする。
やっぱりスーパーのお香とは格が違うわ(笑)↓過去記事
スーパーでお香を買ったら失敗した件 - インド滞在 1500days!!
最後に、私がインドに来て一番強烈だと感じたのは、オールドデリーのスパイスマーケット。
もう、そのエリアに近づいた瞬間から、鼻水とくしゃみが止まらなくなった。
おじさんたちは普通にしているが、とにかく「匂い」を通り越して「刺激」そのものだった。(もちろん嫌いじゃない)
でも私が一番好きな匂いは、マンションに帰ってきて、同じフロアに漂うインド人家庭のカレーの匂い。
おいしそうだし、なんだかホッとする。
世界有数の香り高き国インド。そのニオイは中毒性ありだ。
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「すごいニオイ」#ジェットウォッシャー「ドルツ」
スルタンプール国立公園でバードウォッチング
大変ご無沙汰しております。ルビーイヴェールです。
このところ忙しかったのがようやく落ち着いてきたので、ずっと気になっていたブログを再開してみたいと思います。
気まぐれで申し訳ありませんがまたお付き合いいただければ幸いです。
さて、気が付けばもう師走。
デリー近郊もかなり寒くなってきました。
寒い=お出かけ日和。
そう、インドでは涼しくなってきた頃に観光のハイシーズンを迎えます。
今回訪れたのは、野鳥好きの聖地
スルタンプール国立公園 Sultanpur National Park
グルガオンやデリーから1時間程車を走らせるだけで、とんでもない規模の野生の公園が広がっているのです。
この公園は様々な渡り鳥が見られることで有名で、特に冬場は200種類以上の鳥が見られ、100種類以上の渡り鳥がやってくるそうです。
中には遥々ロシアやヨーロッパからヒマラヤ山脈を越えてやってくる種もいるというのだから、鳥って本当にたくましい!と感嘆せずにはいられません。
この日はインド鳥見会というグループに参加させていただきました。
朝の8時に公園に集合すると、すごい靄。
とても幻想的です。
外とはまるで別世界の遊歩道を歩いていくと、早速いました!
ハンマーのような形の珍しい鳥…そして大型の鶴か鷺か…
お察しかと思いますが私、いかんせん鳥に全く詳しくありません。
私を動物に例えると「鳥」と言われることが多いため、鳥には大変な親近感を持ってはいるのですが…
さらにカメラも適当なデジカメで、見ごたえのない写真が続きますがお許しください。
うまく伝わらないのですが、見渡す限り一面の湿地には、本当にたくさんの水鳥たちが。朝ごはんに水中の魚を食べているようです。
キングフィッシャーのブルーがひと際輝いていました。
鵜や、インドトキコウ、ワシなどの大型の鳥もたくさん。
群れからはぐれてしまったのかフラミンゴも1羽だけ見えました。
もう少しするとフラミンゴの群れもやってくるそうです。
フクロウの親子が可愛すぎました。
インドに生息するニルガイという鹿のような顔と馬のような身体を持つ牛もいます。
動きが軽やかで、霧の中でシシガミ様のような神聖な存在感を放っていました。
その他にも、野生化した大きな牛や、時にはヒョウも見られるとか??
それにしてもインド人ガイドさんの知識量と目の良さには驚かされます。
裸眼で遠くの小さな鳥の種類を見分け、さらには雄雌、生後何か月かまで言い当てます。
そんなガイドさん、鳥の専門家として色々な場所でガイドをしているそうなのですが、1番のお勧めはこのスルタンプール国立公園なのだそうです。
なぜなら他の公園だと3日間くらいかけて見られるような鳥の数を、ここだとたったの3時間歩きまわるだけで見ることができるからだそうです。
これってすごいことなんだよ!と語っていました。
確かに、近所でこれだけの鳥が見られるなんて思ってもみませんでした。来るたびに違う鳥が見られるので、ぜひまた訪れたいと思います。
最後にガイドさんに好きな鳥を聞いてみました。
マニアックな名前が挙がるかと思いきや…
孔雀とインコ
だそうです。
意外と普通やないかい!
と心の中でツッコミを入れてその日の観察会を終えました。
≪スルタンプール国立公園≫
7:30~16:30 火曜定休
入場料:40ルピーくらい。別途カメラ持ち込み料がかかります。
IDを求められることがあるようなのでご持参ください。
※個人で行けますが、鳥見会に参加するとより楽しめると思います。
皆さん鳥が大好きで写真も上手、我々素人にも優しく色々教えてくれました。
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日曜のジャマー・マスジット
先月、日本から友人がインド旅行にやってきた。
約1週間で北インドの主要都市を周るという彼ら、旅の始まりであるデリー観光に私もお供することに。
日曜のデリーは平日に比べ道路が空いている。
このときは空気もまだ良くて、グルガオンからデリーまで快適ドライブ。
緑あふれる大使館通りやインド門を抜け、オールドデリーに向かう。
目指すはインド最大規模のモスク ジャマー・マスジット。近づくにつれ、道路はインドを絵にかいたような大混雑に変わる。
これ以上車で近づくことができない所まで行き、あとは徒歩で参道を行く。
この日はサンデーマーケットのため、服や食べ物の露店が並び、その中を人やリキシャやバイクがぎゅうぎゅうに行き交う。
スリに注意しつつ、はぐれないように皆必死でモスクを目指す。
ようやくたどり着いて振り返ると、眼下に広がる人の群れに、こんなところを歩いてきたのかー!と感動する。
友人らも、インドすごい!インドすごい!と大興奮の様子だ。
さて、いよいよ門の中へ。
ここは入場料無料。
靴を脱いだら預けず、手に持って行こう。
と、思ったら係員風の男に呼び止められる。
チケット代300ルピーを払えというのだ。
先に入った友人は特に何も言われていない。他のインド人たちもどんどん中に入っていく。
いやいや、他の人はみんな入ってるし、ここ入場料不要だし!と無視して入ろうとするが、男も絶対に通そうとしない。
インド人は良いが、観光客は払うんだ!
カメラ持ち込み料として、もちろんスマホもだ。
納得がいかないので、しばらく揉めていると
お前が持ってるガイドブックにも書いてあるから読んでみろ。と指摘される。
ぐ… 悔しい。
小脇に挟んでいた地球の歩き方が今更ながら悔やまれる。
※カメラ持ち込みチケットはカウンターではなく、入口付近でスタッフ証をぶら下げた人が売っている。入場料といってむりやり売りつけることが多いので注意
「地球の歩き方」より
お前みたいなやつがいるから注意しろって書いてあんだよ!
と言ってやりたかったが、弱い私はそんなことを言えるわけもなく、仕方なく300ルピー払った。
友人がにやにやしながらその様子を見ている。在住者の面目丸つぶれである。
300ルピーはお賽銭だ、と自分を励ます。
でも地球の歩き方には、もうひとこと書いて欲しかった…
本書を小脇に挟んで入らないようにしよう、と。
しかし、あとから振り返ってみるとこれはこれで良い思い出。
こういうのも含めてインドって面白い。
友人はその後1週間旅を続け、インドが大好きになって帰っていったようだ。
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さよならカレーリーフ
今日、悲しいお別れがあった。
この春から我が家で育ててきたカレーリーフの鉢植えを処分したのだ。
心の師匠から譲り受けたカレーリーフの鉢植え。
45度を超す灼熱地獄の夏も無事乗り越え、オリーブのようなかわいらしい実も付けた。
たまにカレーを作る程度では使いきれないほどの葉っぱがつき、時々間引いたり、知り合いのインド人におすそ分けしたりもした。
しかしモンスーン(雨季)の7月あたりからなんとなく異変が。
白い斑点が所々に見える。嫌な予感はしつつも、その辺を取り除いて様子を見ていたのだが、遂に株全体に行き渡ってしまったようだ。
ネットで調べると、どうやらこれはうどんこ病。このまま白い斑点に覆われて上手く成長できずに枯れてしまうという。
あぁ申し訳ないことをした。
でもうどんこ病の原因がカビとなると、ただでさえ恐ろしいほどの汚染物質が浮遊するグルガオンの空気に加え、カビ胞子まで飛ばれると苦しすぎる…
ということで、わかっておくれ、リーフたち。
短い間だったけどありがとね(涙)
ちなみにこの話を知り合いのインド人マダムにしたところ、
「うちはもう毎日のようにカレーリーフ使うから病気になる暇もないわよ。あまりにスカスカでかわいそうなのに、それでもメイドが葉っぱを使おうとするから、もうやめてあげてーっ!て言ってるの。」
磯野波平の毛髪のように儚く揺れる数枚のリーフが想像できる…。それで光合成ができるのか心配だ。
カレーリーフ。 家庭よって様々なドラマがある。
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Diwaliのお菓子にはこれを
インドで最も大切な行事、Diwaliディーワーリーがいよいよ迫ってきた。
毎年日付が異なるため、今年は10月27日(日)がその日にあたる。
ヒンズー歴における年末年始にあたり、この時期は街全体がライトアップされ、日本の年末年始と同じように師走の慌しさになる。そわそわとワクワクが入り混じったような雰囲気に、私でも心が躍る。
中でも買い物熱がすごい。この時期に買い物することは縁起が良いとされており、贈り物をする習慣もあるため、皆こぞって買い物に行く。道路もお店も大混雑だ。
私も日頃お世話になっているドライバーとサーバントにお菓子を買いに行くことにした。
訪れたのはBikanervalaビカネルバラ。
袋の写真ですみません…
インド在住者の方は赤と黄色の縞々の看板でおなじみかもしれない。
ラジャスターン発祥のお菓子やさんで、創業70年近い老舗だ。お菓子屋さんでありながら食事も提供していて、日本の不二家レストランといったところだろうか。子供からお年寄りまで人気がある。
ちなみに競合他社としてHardiramハルディラムがあるが、どちらの方が人気なのか、ふと気になってネットで調べると、どうやらこのビカネルバラの方が上のようだ。
それはさておき、今回ドライバーに何を買ったらいいか、お店の人におススメを聞いてみたところ、こちらのSoan Papdi というお菓子が1番だという。
ひよこ豆の粉やギーを使った綿菓子を硬くしたようなお菓子で、さくほろの食感が面白い。かなり甘いがカルダモンが効いていてエキゾチックな香り。
前に日本の友人にお土産として買っていったら、なかなか好評だったお菓子だ。
ということで、ドライバーにはこちらの箱を購入。
去年は張り切って大きい箱を買いすぎて、インド人でもさすがに持って帰るのが大変そうだったのでこのぐらいが良いだろう。
サーバントにはこの半分くらいのサイズの箱を購入。
ただこのお菓子だけというのもなんだか物足りない気もしたので、主人の箪笥にあった新品の靴下もこっそり忍ばせた。ディワリギフトに靴下って、大丈夫だったのかな?そして主人は…まぁこの靴下があることすら忘れてそうだしいっか。
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インドのユニクロ 行ってみた
今月、ついにインドでもユニクロがオープンした。
別に差し迫って買いたいものがあるわけではないのだが、何だろうこの安心感。
簡単に行ける場所にユニクロがあるのとないのとでは、心の余裕が大きく違う気がするから不思議だ。
デリーのモールに行くとユニクロの紙袋を持った人がたくさん。
そして見えてきた、お馴染みのあのロゴ。
広く明るい店内は日本と同じレイアウト。3フロアもある。
そして期待していたクルタコレクション。
インド人デザイナーRina Singhとコラボしたインド進出の目玉となるコレクション。
インドの伝統服であるクルタをモチーフに、よりシンプルで着やすいデザインが魅力。
ここのクルタにはスリットがない。
そう、私もインド服で気になることの一つがスリットだった。
インドでは、クルタはパンツと合わせるので動きやすいようにスリットが入っているのが普通だ。しかし私はワンピースとして一枚で着たい。スリットさえなければ…と常々思っていたのだ。
こういう細かいニーズに応えてくれているところがさすがだなと思う。生地も縫製もしっかりしており、こだわりを感じる。
でも、気づいてしまった。
クルタコレクションなのに、日本でも普通に買えることを。しかも日本で買った方が安いことを…。
確かに噂に聞いていた通り、インドのユニクロは若干高い。約1.5倍。
でもクルタコレクションだけは、インド限定発売とか、インドの方が安いとかそういう特別感があることを期待していたのだが、残念ながらそうではないらしい…
それはさておき、ユニクロってこんなにおしゃれだっただろうか。
久々に見ると、なんだかスタイリッシュ感がすごい。
極めつけはこのフリーマガジン。
元ポパイの編集長が作ったというこんな立派な雑誌、無料で配っちゃって良いんですか?!中身の充実度が半端ない。
改めて日本が誇るユニクロの凄さを思い知った。
いやぁ、おしゃれすぎて、逆にインドで着れないな(笑)
そしてダウンやコート、セーターを見てもいまいちピンとこない。
おしゃれは先取りと言われても、外はまだ30℃超えだもの。
12月下旬に肌寒くなってきたら、またゆっくり来てみようと思った。
他の2店舗の出店も楽しみだ。
ここでもジャンタルマンタル発見♡
Ambience Mall Vasant Kunj
無休 11:00~22:00
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