インド滞在 1500days!! 

インドの魅力を現地リポート中

インドのMUJI(無印良品)3周年

私の主人は昔からずっと日記を書いている。

しかも使うのはMUJIのダブルリングノートA5と決まっている。

ノートなんてどれでもいいじゃん、と私は思うのだがこれだけは何があっても譲れないそうだ。

ということで、ノートを買いにデリーのMUJIに行ってきた。

 

ブロガーとしてあるまじきであるが、お店の写真を撮っていない。日本と一緒なので、それを思い浮かべていただければありがたい…。

唯一違うのは、ドアの横に警備員が立っていてドアを開けてくれるので、なんだかすごい高級店に入ったような気になることと、白いスニーカーが売られている時点ですでに白ではなくなっていることくらいだろうか。

あと取扱い商品数は少なく、家具や食品は扱っていない。食品があればもう何も言うことはないんだけどぁ!といつも思う。

しかしインドで日本と同じ状態を保つのはものすごーーーく大変なことだと思うので、いつでも同じクオリティで迎えてくれるMUJIさんは相当努力されているはずだ。食品もきっと何らかの理由で販売を断念したに違いない。

 

ちなみにインドでの販売価格は円をルピーに置き換えた金額で売られているものが多い。

例えば190円のものなら190ルピー(約300円)で約1.6倍。

 

お目当てのノートを6冊購入。

そしてひそかな楽しみスタンプコーナーへ。

以前に来たときにはなかったインドスタンプが増えている!

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読めますか?^^

左から「デリー」「おめでとう」「ナマステ バンガロール

 

こちらは恐らくインド門

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とくにこのナマステスタンプがかわいすぎる。

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スタンプはインド人にも人気のようなので、ぜひ販売していただきたいものだ。

 

それから、3周年記念ということで配られたノベルティ

特製トートとマグネット。

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そうか、3周年だったのか。

バンガロールとムンバイからスタートして、現在国内4店舗。さらにはムンバイにインド最大級の新店舗も建設予定だそう。

価格的にはインドでは高級品に入るので高所得者層がターゲット。私が行くときはいつも空いているので心配していたが、MUJIの海外事業は欧米以外好調のようなので、インドでもうまくいっているのだろう。

 

ついにユニクロもオープンしたというし、あぁインドが住みやすくなってしまうなぁ。(贅沢な悩み)

日本に帰った時にスーツケースをぱんぱんにして帰るのがけっこう楽しみだったのだけど。

 

www.muji.com

 

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Nicobar 新作のイメージフォトが…

こんにちは、ジャンタルマンタル大好き、ジャンタルマンタリストのルビーです。

本日は皆さまにお見せしたい写真がございます。

 

この背景、どーこだ?

 
 
 
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普段からこのブログをお読みいただいている方はもうお気づきでしょうか。

これです、これ。 

rubyhiver.hateblo.jp

デリーのジャンタルマンタル!!

インドを代表するオシャレセレクトショップの一つニコバルの手にかかると、はげた塗装も最高におしゃれに見えます。ぜひHPを見てみてください。

www.nicobar.com

 

ジャンタルマンタリストとしては服よりも、その背景ばかりが気になります…。

 

とはいえ、ニコバルは私の好きなブランドの1つです。

ここの服はシンプルで都会的でありながら、インドテイストをうまくミックスさせていて、本当に着やすい。デザインも計算されていて1枚でキマります。

インドに来たばかりの頃、インド服は今まで日本で来ていた服とはあまりに違いすぎて、なかなか手が出せませんでした。かと言ってZARAとかだと面白みに欠けるというか、ちょっと物足りない。

それがこのお店に来て、おお、こういうのを求めていたのよ!!というものがたくさんありました。もちろんインド在住者の中でも人気があります。

我々夫婦もインドに来て最初に買った服はニコバルです。

メンズは特にインド服に手を出すのが難しいと思うのですが、ここの服なら日常で使えます。主人もここの服を着ていると、日本人からもインド人からも褒められる(ことがごく稀にある)と言っています。

 

ちなみにニコバルにはカフェがあって、そちらのスイーツはとってもおいしいので、お茶をするのにおすすめです。

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食事はね… 私には量が全然たりません(笑)

例えインドであっても、おしゃれカフェは小食さん向けのようです。

 

また、食器や雑貨、アクセサリー類もハイセンスなものが多いので、せっかく旅行でインドに来たのに欲しいものが全然みつからない!という方はぜひこのお店を覗いてみてください。

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ゴールデンテンプルの行き方&宮殿ホテル@バラナシ

バラナシと言えば、言わずと知れたヒンズーの聖地である。

ここでは宗教が人の一部というか、生活そのもの、人生の全て、こういう生き方もあるんだなということをまざまざと見せつけられる。

通りには至る所に祠があり、人々の生活に溶け込んでいる。

こ、これはガネーシャなのか…?

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私が考えている間にも、熱心な若者がやってきて、さっとお祈りを捧げて去って行った。きっと毎日こうしてお祈りしているんだろう。

 

バラナシのお寺として外せないのが、ヴィシュワナート寺院。またの名をゴールデンテンプル。バラナシを訪れた巡礼者は必ずここを訪れるという。

本来はヒンズー教徒しか入れないのだが、仏教徒はヒンズーの一派とみなされ、日本人を含むアジア人の参拝は容認されているようだ。

 

まずは、メインストリートから鳥居をくぐる。

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お寺までの参道はお店がぎっしり。お祭りのようなにぎやかさだ。

暫く進むと突き当りに行列が。

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これはお寺に入るための行列。本来なら並ばなくてはいけないのだが、外国人は優遇されている。

列の先頭を目指してぐんぐん進むと、先頭に警察官が数名立っている。

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参拝したい旨を伝え、パスポートを提示。

その後、警官に連れられ一番奥にあるオフィスまで行く。

オフィスでは名前や電話番号、パスポート番号等を記帳し、手荷物(携帯、カメラ、財布も不可)や靴を全てロッカーに預ける。

そしていよいよ境内へ。

思ったより狭い。そしてものすごい人。上を見上げるとお寺の上の方がかすかに金色だった。

何を見ていいのかわからずとりあえず行列に並ぶと、社の中にはシヴァ神の象徴であるリンガが祀られていた。

手を合わせると僧侶から花の首飾りを授けられ、さらに謎の白い液体を掛けてくれる。ここも外国人に寛大で、見るのをためらっていると僧侶が周りのインド人たちを押しのけておいでと手招きしてくれる。私の場合ただの好奇心だし、財布を預けてきたのでお布施もできなかったのにここまでしていただて申し訳ない気になった。

一角ではサドゥたちがお食事中。あまりジロジロ見てはいけないと思いつつも、やっぱりかっこいいので見てしまう。

以前私はサドゥ見たさにクンプメーラに行ったのだが、残念な結果に終わった。(過去記事参照)サドゥはクンプメーラが終わりに近づくとこのお寺に移動するらしく、その頃ここに来ればすごい数のサドゥに会えるかもしれない。

 

滞在時間は15分程だっただろうか、床は聖水で一部びちゃびちゃだし、相変わらずのカオスだったが、なぜか参拝後はすごく前向きな気分になれた。

あぁ来て良かった。これを見ずしてバラナシを見たとは言えないかもしれない。

オフィスで荷物を受け取り、清々しい気持ちでホテルへ戻った。

 

なお今回街歩きをするにあたりホテルの場所が功を奏した。

暑さや臭いや障害物で、1時間も歩くと汗びっしょりでクタクタになるところを、疲れたらすぐホテルに帰って休み、また簡単に出かけられるというのはメリットが大きい。

今回選んだのはこのホテル。前々回の記事でも写真を載せたガート沿いの宮殿ホテル

BrijRama ブリッジラーマ

www.brijrama.com

19世紀に建てられた宮殿を改装して3年程前にホテルとしてオープンした。

売りは何と言っても立地。河に面しているので景色が素晴らしく、どこへ行くにも簡単に歩いて行ける。

またテラスで毎朝開催されるヨガクラスが最高。薄暗いうちからスタートし、徐々に空が白んで朝日が現れる。鳥の鳴き声やそよ風に包まれながらのヨガは感動体験だった。

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 ただし、値段が高い。今回はローシーズンで安くなっていたので泊まれたが、それでも値段の割には設備や食事、サービスの質はそこまででもないような…。次は別を探すかも。

 

以上、長くなりましたが雨季のバラナシ旅行についてでした。

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街歩き&最新ミュージアム@バラナシ

前回の続き、ガンジス河の水量が多くてガート散策は断念…

ということで街中を歩いてみよう。

 

こちらはベンガリートラという有名な安宿街。

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吉祥寺のハモニカ横丁並みの狭い路地に、小さなお店がずらりと並んでいる。そこに人やら動物やらバイクやらゴミやらウ〇コやら、とにかくいろいろなものがあふれていてカオスとしか言いようのない世界。

ある意味期待通りであり、またその上を行ってくれるインドらしい景色の連続だった。

お店では宗教用品から服、日用品まで何でもそろうが、やっぱり目が行くのはストリートフード。

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美味しそうではあるんだけど、ハエがなぁ…

だってそのハエ、さっきまで目の前の牛のフンについていたかもしれないし…と思うと結局手を出せず。

写真が見づらくて申し訳ないのだが、通りからふと柵の中を覗くと、建物の一角が牛小屋になっていたのには我が目を疑った。

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ハモニカ横丁の一角に牛小屋があるなんて想像できない。ここは本当に何でもありなのだ。 

 

ちなみにこのストリートではやはり客引きが多い。

突然知らないインド人から日本語で「君たちあそこのホテルに泊まってるんでしょ」とか「今日着いたんでしょ?車下りたとこ見てたよ」とか言われる恐怖と言ったら!

火葬場を案内するとかお土産屋に行こうとか、あまりにしつこいので途中主人がキレそうになりヒヤリとするが、なんとか逃げ切る。

かと思えば、今度は犬同士の喧嘩に巻き込まれそうになり脅えているところをまた別のインド人に助けられたり、小一時間街を歩いただけで様々なことに巻き込まれる。

 

ダシャーシュワメードガートに向かうメインストリートはいつでも人でごった返している。

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疲れたのでこの青い椅子が目印のお店でチャイ休憩。

ここから通りを眺めているだけで、飽きることなく時間が過ごせる。

定点カメラを置いたら面白いだろうなぁ。

 

そして、今年2月にできたばかりの最新スポットがこちら。

Virtual Experiential Museum

museumsofindia.org

あのモディ首相も訪れているし、光や音、映像を駆使してバラナシの歴史や文化をヴァーチャル体験できるらしいということでかなり楽しみにしていた。

 

がしかし…

プロジェクションマッピングやチームラボ作品などレベルの高いものを見慣れた我々外国人にとっては、この博物館の展示はいささか残念すぎる感じがした。

 

ガンガーの成り立ちを説明したビデオはなかなか迫力があったが…

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たばこ屋さんとか、小さな劇場になっている箱とか、タッチする音が出るパネルとか…

うーーーむ、全然すごくない。

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一通り見終わって不完全燃焼な気持ちでいると、ふとObservatoryの表示が目に入る。

階段を上ってみると…

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ジャンタルマンタル!?

そうか、ここにあったんだーー!

ジャンタルマンタリストとしては思いがけない出会いに一気にテンションがあがった。

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ここはこじんまりとしているが、ここからのガンジス河の眺めが最高だ。このお陰で一気にお勧めスポットになった。

 

Virtual Experiential Museum

入場料 外国人:300ルピー

    インド国籍・在留者 25ルピー(今回はFRROは使えず、アダールカードのみ有効でした)

※2019年9月現在

無休 6:00~18:00?(サイトにより異なるため)

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ガンジス河が溢れそう 雨季のバラナシ

 

一般的にバラナシ観光のベストシーズンは11月~3月の乾季と言われている。

私も過去に訪れたのはいずれも乾季だった。では雨季のバラナシはどうなっているんだろうと気になり、今月の頭に行ってみた。

暑さは覚悟していたものの、驚いたのはガンジス河の水の量

乾季に見えていた対岸の砂地は跡形もなく姿を消し、ガートもすっかり冠水していた。

 

例えば、こちらBrijRamaホテル。

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乾季は建物の下にある階段状のガートもすっかり見える。

しかし、今回はこの黄色くマーカーしたあたりまで水に浸かっていた。

このホテルのバルコニー(青く囲った部分)から見た景色がこれ。

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水面までがものすごく近い。 乾季にはあれほど高い位置に見えるのに。

 

巡礼者で賑わうダシャーシュワメードガートも、冬はなだらかな階段が続き、その先に河が見える。

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それが雨季だと、ほぼ同じ場所から撮影したにも関わらず、目前まで水が迫っている。

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狭い中、沐浴する人々でごった返す。

神聖さは減りちょっと暑苦しい(笑)

 

プージャ(お祈りの儀式)の会場も冠水のため、手前にあるお寺の一角で行われていた。

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会場が狭いので、バラモンとの距離も近い。彼らの表情や汗だくで火を扱う様子が間近で見られ迫力がある。

しかし、やっぱり乾季の広い会場で、空と河と大観衆が一体となった、視界いっぱいに広がるあの劇場空間には及ばない気がしてしまう…

 

祠も冠水してしまっているし(左)、ボートもお休み。

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水量に加え、流れも急ということもあり、政府からボート禁止令が出たそうだ。

それでも「ボートに乗らない?」とインド人から声を掛けられるが、危険なのでやめておく。

舟は岸壁に退避させ、漁師さんやボートの漕ぎ手(?)たちも皆暇そうに、舟の上で寝そべったりゲームをして遊んでいた。 

 

今回こそ沐浴してみようかな!なんて軽く考えていたが、とても入れる感じではない。

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この濁流にのまれたらひとたまりもなさそう…

 

特にバラナシのお楽しみ「ガートの散策」ができないのが非常に残念だった。

本来なら河のほとりを端から歩きながら移りゆく景色を眺めたり、恐れつつもマニカルニカーガート(火葬場)の様子を見学したりできるのに、今回はガートに足を踏み入れることすらできなかった。

 

結論として、バラナシは乾季に行くべし。と言いたい。

 

しかし、ここはインドを代表する街。

河がだめでも通りを歩くだけで十分楽しい。次回はその様子を…

 

ちなみに、地元の人の話では9月も後半になるとかなり水が引いてくるとのことなので今頃はまた違う様子かと思われます。

 

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私の好きな場所 Jantar Mantar ジャンタルマンタル@デリー

 

こんにちは、ジャンタルマンタル大好き、ジャンタルマンタリストのルビーです。

 ジャンタルマンタルとは、18世紀前半に北インドを治めていた天文マニアの王様サワール・ジャイ・スィン2世が造った天文観測所のこと。

観測施設としての歴史的価値はもちろん、その巨大なサイズとアーティスティックな造形に魅了される人も後を絶たない。かのイサムノグチもその一人。

 

かつては北インドに5か所あったのだが、現在残っているのはジャイプール、デリー、バラナシ、ウッジャインの4か所のみ。うちジャイプールのものは世界遺産にもなっている。

私がジャンタルマンタリストになったきっかけがこちら↓

rubyhiver.hateblo.jp

 

 

今回は4か所のうち最も古いとされるデリーのジャンタルマンタルの様子をお届けしたい。

 

入場料を払って中に入ると、 緑に囲まれた広い敷地にどかんどかんと13基の観測機が。

ジャイプールのよりはこじんまりとしているけれど、剥がれかけの塗装と言い、奥に見える高層ビルといい、都会の中でひっそりとたたずんでいる感じに哀愁を感じる。

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まず視界に飛び込んでくる、大きすぎる日時計

こちらは高さ20mで、世界数都市の時間を割り出せるそう。階段の傾斜の延長線上には北極星があるなんて…ロマンチック。

 

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こちらは地球の経度と緯度から星の高度を測定する計測器だそう。

もはやなんのことか私の理解を超えているが、放射線状に伸びた板がとにかく美しい!

 

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この形、なんでこんなオシャレなの?

どの計測器も心惹かれる造形で、もしジャンタルマンタルのガチャガチャがあれば絶対にやりたい。

 

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みんな思い思いに腰掛けたり、観測機なのに日常生活に溶け込んでいる感じが良い。

 

結局ここは7年程しか稼働しなかったようだが、日々科学者たちによって取られたデータが王様のもとへ提出された。

300年も前からこんな大きな機器を使って、月、太陽、惑星の位置や動きを正確に測定したというからインド人はやっぱりやるなぁ。

満点の星空の中、着飾った王様と科学者たちがあーだこーだと言いながら星を眺めていたかと思うとなんだか微笑ましい。

 

大都会コンノートプレイスの隠れオアシス。

前回紹介した階段井戸とセットで行くのがお勧めです。

 

Jantar Mantar  ジャンタルマンタル

入場料 外国人:カード払い250ルピー・現金払い300ルピー

    インド国籍・在留者 25ルピー(FRROが使えました)

                ※2019年9月現在

無休 6:00~18:00

 

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デリーの隠れ名所 Agrasen ki baoli アグラセン キ バオリ

 

階段井戸というものを私はインドに来てから初めて知った。

文字通り、何段もの階段を下りて底に溜まっている水を汲みに行くタイプの井戸で、インド北部やパキスタンの乾燥した地域にみられる。

古くは紀元前からあり、昔は給水所としての役割の他、住民たちの憩いの場や旅人の休憩所、権力者の避暑地として、また宗教儀式などにも使われていたそう。

そのせいもあり、階段井戸は日本のイメージの井戸とは異なり、神殿のように美しく造られていることが多い。

 

今回は、デリーに現存する階段井戸の中で、最も有名なアグラセン キ バオリに行ってみた。

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コンノートプレイスからほど近い、閑静な場所にあるこちらが入口。

14世紀頃に今の形になったそうで、門構えからして歴史を感じる。

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2つ目の門をくぐり、中に入ると…

いきなり眼下に広がる階段とその深さにびっくり!!

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確かにこれはすごい。

左右対称で、両側に並ぶアーチ型の空間がかっこいい。

来るまでの街中の景色とは全く異なる空間で、どこでもドアでいっきに別世界に来たような感覚を覚える。

 

108段ある階段を下りて行く。

途中から何となくひんやりするが、それと同時にかなりの異臭が。

臭いに強そうなインド人たちですらハンカチで鼻を押さえている。

これは絶対コウモリの臭いだと思ったら、案の定、天井裏には想像を超える数のコウモリと鳩がぎっしり…ぎぇぇぇ

早々にその場を立ち去った。

 

出入り口までの登りが結構きつい…

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それにしても階段というものはやっぱり絵になるなぁと思う。

映画のロケ地にもたびたび使われているのも納得だ。

セルフィー大好きインドの若者たちも写真を撮りまくっていた。

 

ちなみにこちらの階段井戸、またの名を怪談井戸。(すみません、勝手に名付けました)

インド人の間では心霊スポットしても有名だそうだ。

そして貯水池には神秘的な魔の黒い水があって、階段を下りていくうちに見えない力が働いて、まるで催眠術にかかったようにその中に吸い寄せられていくのだとか…

こわー!

 

まだまだ続くインドの暑さ、ここでひんやりしてはいかがでしょうか。

 

 Agrasen ki baoli アグラセン キ バオリ

入場無料

無休 

開館時間 7:00~18:00 地球の歩き方による(Googleでは9:00~17:30)

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